新型インフルで観光に打撃 アルペンルート、外国客ら1500人解約 2009年05月24日 14:00 新型インフルエンザの国内感染が広がる中、立山・黒部アルペンルートや関西・関東方面の国内旅行の予約キャンセルが、立山黒部貫光(富山市桜町)や県内の旅行会社に相次いでいる。新型インフルエンザの国内発生が確認された十六日以降、同ルートのキャンセルは二十三日までに三十八件、千五百人に上った。海外旅行にも影響が出ており、関係者は頭を痛めている。 立山・黒部アルペンルートを運行する立山黒部貫光によると、ケーブルカーなどの予約キャンセルの内訳は、二十五件が台湾と韓国の九百八十人で、十三件が国内の五百二十人。いずれも団体予約で、大半が五月中に訪れる予定だった。 四〜十一月の営業期間中に約百万人が訪れる同ルートは例年、半数を予約客が占めるという。五月は雄大な「雪の大谷」の散策が楽しめる人気の高い時