JR芸備線の一部区間の存廃を議論する「再構築協議会」の初会合を来週に控え、湯崎英彦知事は19日の記者会見で「(利用促進に向けた)幅広い実証事業で、芸備線が持つ可能性を最大限検討したい」と述べた。JR西日本にはダイヤ変更などでの連携を求めた。 湯崎知事は「(利益を上げている)JR西がなぜ単独で芸備線…
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2日午後1時26分ごろ、「E235系」を使った貸し切り列車は池袋駅を出発した。30ある停車駅ごとに周辺の観光ガイドを受けながら、環状線を巡り1時間余かけて戻ってくる。山手線を1周する観光列車「東京まるっと山手線」は運転士と車掌が企画したもので、この1本限定で初の試み。乗車してみると、いつもは混雑でストレスの多い列車とは思えず、窓の景色も違って見えた。 「みなさんで手を振って出発しましょう」。アナウンスが車内に流れ、列車が滑るように動き出した。定員は270人。切符は約20分で完売。鉄道ファンにとっては「プラチナ切符」だ。 通常の山手線は各駅停車だが、この観光列車は発着する池袋以外のほとんどの駅を通過する。列車の先頭に表示される…
JR小倉駅(小倉北区)の新幹線改札内に15日、すし店「立喰(たちぐい)寿(ず)し 平四郎」がオープンした。 北九州市内を中心に「廻転(かいてん)寿司(ずし) 平四郎」を展開する「平四郎」(小倉北区)が出店。生きサバやヤリイカなど北九州ならではのネタを使用し、1貫ずつ握って提供する。ばらちらし(91…
スーパーはくとの増便記念行事で、出発の合図を出す平井伸治知事(中央)ら=鳥取市のJR鳥取駅で、山田泰正撮影 京阪神と鳥取県を結ぶ特急「スーパーはくと」が3月のダイヤ改正で1日7往復から8往復に増便され、鳥取市のJR鳥取駅で16日、記念行事があった。大阪・関西万博を控え、訪日外国人ら観光客の誘致を図ろうと、県が昨年6月、JR西日本に要望。これまでは全列車を京都発着としていたが、大半を大阪発着とすることで車両運用とダイヤ上の余力ができ、増便が実現した。 スーパーはくとは京都―鳥取、倉吉間を第三セクターの智頭急行経由で運行。智頭急行の特急用ディーゼル車両HOT7000系を使用し、大阪―鳥取間を最短2時間20分台で結ぶ。今回のダイヤ改正で8往復のうち6往復で京都―大阪の運行を取りやめ、大阪駅発着とした。鳥取から新幹線を利用して東京へ向かう場合、姫路駅での接続が改善されたため、最大27分短縮された。
山梨県が提唱する富士山登山鉄道構想について、事業化見通しなどの報告が2024年度にずれ込むことになった。12日にあった県の検討会議では、公有民営の「上下分離方式」により初年度から黒字確保が可能とされた一方で、次世代型路面電車(LRT)を高地・寒冷地で走らせるため技術的な課題が多く、総事業費もさらに検討が必要なためという。当初、今年度中の中間報告を目指していた。 県によると、上下分離方式のうち、車両の点検設備を民間が負担する方法であれば、初年度から官民とも黒字化が可能という。ただ、近年の物価高騰を加味した分析が必要で、具体的な収支や開業時期の見通しは中間報告に盛り込まない。
JR東日本のダイヤ改正により16日、京葉線(東京―蘇我)で通勤快速を廃止した新ダイヤの運行が始まった。2023年12月のダイヤ改正発表以来、「市民生活に計り知れない大打撃になる」(千葉市長)などと沿線自治体などからの激しい反発を招き、一部変更されたものの、朝夕の快速の大半は廃止される。沿線からは依然、ダイヤの再検討を求める声が上がる。【長沼辰哉、柴田智弘】 通勤快速は蘇我(千葉市中央区)から新木場(東京都江東区)までノンストップで走る。同月15日に発表されたダイヤ改正は、平日朝の上り2本、夕に下り2本あった通勤快速を廃止し、日中を除く快速を全て各駅停車に変更するというものだった。JR千葉支社は「コロナ禍前と比較しても利用は7・5割程度。行動様式やライフスタイルの変更に合わせて設定した」などと説明したが、波紋は大きかった。 朝の通勤快速は1本は内房線、もう1本は外房線と東金線からの列車が京葉
自動運転乗務員による運転で出発するJR香椎線の列車。左は出発の合図をする宮崎恵介・JR香椎駅長=福岡市東区のJR香椎駅で2024年3月17日午前11時40分、下原知広撮影 JR九州は香椎線西戸崎(福岡市東区)―宇美(福岡県宇美町)間の25・4キロで全列車の自動運転を開始した。列車の2割を運転士免許を持たない係員による「自動化レベル2・5(緊急停止操作等を行う係員付き自動運転)」で運行するもので、17日に出発式を行った。同社によると、踏切のある路線で運転士以外の係員が運行するのは全国で初めて。 JR九州は運転士不足への対応や鉄道ネットワークの維持を目的に、2023年12月から運転士免許を持たない係員「自動運転乗務員」の養成を始めた。学科のほか、異常時の対応訓練など専門的な講習を受けた男女8人の車掌が自動運転乗務員となり、16日から運行を開始した。
北陸新幹線が延伸開業し、JR敦賀駅で乗客を迎える地元旅館の女将とご当地アイドル=福井県敦賀市で2024年3月16日午前9時47分、長谷川直亮撮影 北陸新幹線の金沢―敦賀(福井県敦賀市)間が16日、延伸開業した。福井、石川両県で誕生した六つの新駅の地元は、お祝いムードに包まれた。【高橋隆輔、国本ようこ、柴山雄太、阿部弘賢、深尾昭寛】 敦賀駅 敦賀市の米澤光治市長は開業式のあいさつで、訪問客の歓迎▽沿線自治体との相互交流▽交通の結節点としての発展――を約束すると述べ、「三つの約束を胸に新幹線とともに未来へと走って行きたい」と語った。福井県の杉本達治知事は報道陣に「ここから元気になり(元気を)能登へと広げる起爆剤になってほしい」と能登半島地震の被災地に思いをはせた。 上り一番列車の「かがやき502号」に乗車した奈良県橿原市の会社員、石本享寛さん(52)は「金沢でおいしい海鮮を楽しみたい」と期待す
福井駅の改札口前で新幹線利用客に手みやげを渡しもてなす福井商高のチアリーダー部「JETS」のメンバーら=福井市で2024年3月16日午前8時41分、国本ようこ撮影 北陸新幹線の金沢―敦賀(福井県敦賀市)間が16日、延伸開業した。福井、石川両県で誕生した六つの新駅の地元は、お祝いムードに包まれた。【高橋隆輔、国本ようこ、柴山雄太、阿部弘賢、深尾昭寛】 歓迎、交流そして発展 敦賀駅 敦賀駅では敦賀市の米澤光治市長が開業式のあいさつで、訪問客の歓迎▽沿線自治体との相互交流▽交通の結節点としての発展――を約束すると述べ、「三つの約束を胸に新幹線とともに未来へと走って行きたい」と語った。福井県の杉本達治知事は報道陣に「ここから元気になり(元気を)能登へと広げる起爆剤になってほしい」と能登半島地震の被災地に思いをはせた。 上り一番列車の「かがやき502号」に乗車した奈良県橿原市の会社員、石本享寛さん(
昭和天皇も利用した貴賓室が残るJR畝傍(うねび)駅(奈良県橿原市八木町2)の駅舎について、市は13日、JR西に無償譲渡を要請した。市はJR西側から無償譲渡を持ちかけられていたが、整備に多額の公金が必要なことから一時断念した経緯がある。ただ、市で整備しなければ貴賓室が解体される恐れがあり、方針を転換した。民間資本を活用し、歴史的建造物の駅舎を保存活用したい考えだ。【皆木成実】 駅舎は戦前の1940年に建てられた寺社風の建物。現在は無人駅になっているが、神武天皇陵(同市大久保町)を参拝する皇族のために造られた貴賓室がある。 JR西は2017年、利用者の減少や施設の老朽化が進んでいるとして、駅舎を改築してコンパクトにする考えを市に示した。一方、駅舎の歴史的価値を考慮し、保存を前提に市に無償譲渡することも同時に提案していた。
JR東日本のダイヤ改正により16日、京葉線(東京―蘇我)で通勤快速を廃止した新ダイヤの運行が始まる。2023年12月のダイヤ改正発表以来、「市民生活に計り知れない大打撃になる」(千葉市長)などと沿線自治体などからの激しい反発を招き、一部変更されたものの、朝夕の快速の大半は廃止される。沿線からは依然、ダイヤの再検討を求める声が上がる。【長沼辰哉、柴田智弘】 通勤快速は蘇我(千葉市中央区)から新木場(東京都江東区)までノンストップで走る。同月15日に発表されたダイヤ改正は、平日朝の上り2本、夕に下り2本あった通勤快速を廃止し、日中を除く快速を全て各駅停車に変更するというものだった。JR千葉支社は「コロナ禍前と比較しても利用は7・5割程度。行動様式やライフスタイルの変更に合わせて設定した」などと説明したが、波紋は大きかった。
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