JR九州と鹿児島県、指宿、南九州、枕崎の3市は9日、指宿枕崎線の指宿-枕崎間の将来の在り方を検討する任意の会議を設置した。19日に鹿児島市で初会合を開く。JR九州は「地域活性化につながるような公共交通の形を建設的に議論する場」と説明する。鉄道の存廃を前提とせず、議論の期限は定めない。具体的なテーマは今後詰める。 JR九州によると、地域交通法に基づいて存廃を話し合い、3年以内に結論を出す「再構築協議会」とは異なる。同社は昨年11月、県と沿線3市に同区間の在り方についての議論を打診。今年1月から計6回、事務レベルで会合を重ね、現状認識を共有してきた。 初会合には地域交通に詳しい有識者や九州運輸局もオブザーバー参加する。県交通政策課の鈴木圭祐課長は「沿線の人口減少は地域課題でもある。将来のために幅広く議論したい」と話した。 JR九州が昨年9月公表した2022年度利用実績で、指宿-枕崎間の1キロ当
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