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![秋田内陸線、10日全線再開 イベント、企画列車は予定通り|秋田魁新報電子版](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9409d96da96407f651d335afbe0c10d1f587c6a9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sakigake.jp%2Fimages%2Fnews-entry%2F20240807ak0029_01_l.jpg)
秋田県と新潟県を結ぶJR羽越線が7月末で全線開通から100周年を迎えるのに合わせ、鉄道カメラマンの佐藤和博さん(74)=秋田市外旭川=が、写真集「羽越本線100周年」を自費出版した。1970年から撮りためてきた作品の中から力作を厳選。「カメラマンとしての活動の集大成」と語る。 写真集には、佐藤さんが70年7月から今年4月まで50年以上撮影した約90枚を掲載。水を張った田んぼに車体を映す貨物列車、夏晴れの日本海沿いを走る普通列車、黄金色に染まった田園地帯を進む特急「いなほ」など、四季折々の風景を走るさまざまな車両の姿を活写している。 写真集は先月出版。A4判112ページで2640円。由利高原鉄道本社(矢島駅内)で販売している。今後秋田市内の書店でも販売する予定。
小坂町の体験型観光施設「小坂鉄道レールパーク」は今月、開園10年を迎えた。小坂鉱山の歴史を伝える産業遺産的価値に加え、寝台特急だった車両での宿泊など観光資源としての価値も高い。これらの強みを生かし、次の10年につなげたい。 レールパークは、2009年に廃線となった小坂鉄道小坂線の小坂駅舎や車両などを町が無償で譲り受けて整備し、14年6月に開園。観光トロッコやレールバイクの乗車体験ができるほか、機関車やラッセル車などを展示している。15年には寝台特急「あけぼの」(14年3月廃止)の車両を購入し、宿泊できるようにした。 あけぼのが導入された15年度の約2万2千人を最多に、14~23年度で計約14万4千人が来園した。あけぼのでの宿泊は新型コロナウイルス禍により20~23年度に休止したが、今年5月に再開した。 今季宿泊営業日のうち7~10月の計20日間は、提供可能な27室が予約でほぼ埋まっている。
秋田県内で「Suica(スイカ)」などのIC乗車券が、JR在来線17駅で利用できるようになってから5月で1年を迎えた。JR秋田支社の調査では乗客の3分の1超が利用するなど、普及は徐々に進んでいる。ただ、利用可能エリアが秋田市と近郊に限られており、「使いたくても使えない」といった声も聞かれる。秋田支社は「利便性向上のため、対応駅の増加に努めたい」としている。 先月27日夕方のJR秋田駅で、在来線改札を通る乗客の様子を記者が観察すると、500人のうち約4割の187人がIC乗車券を利用していた。「磁気の乗車券より便利」(女子高校生、秋田市)、「コンビニなどで買い物する時にも使える」(60代会社役員男性、潟上市)「乗り越し精算がスムーズ」(男子高校生、秋田市)といった声が聞かれた。
秋田内陸線を運営する第三セクター・秋田内陸縦貫鉄道(北秋田市)に対し、仙北市が財政支援を縮小する方針を明らかにした。2022年に実施した市民意識調査で、乗車しないとの回答が9割超だったことなどを踏まえたという。 内陸線は鷹巣(北秋田市)―角館(仙北市)間の94・2キロを結ぶ。地域の足であり、観光面でも大きな役割を担っている。ただ、利用者は減少傾向にあり、経営は赤字続きだ。持続的な運行に向け、県と北秋田市、仙北市、秋田内陸縦貫鉄道の4者が意思疎通を図り、協調して対応する必要がある。 利用者の減少傾向は、人口減少に伴い定期利用が落ち込んだことが主な要因だ。コロナ禍が拍車をかけた面もある。新型コロナが感染症法上の5類に移行した23年度の利用者は約23万人。前年度より5万人近く増えたものの、10年前と比べると10万人余り減った。 県と北秋田市、仙北市は、秋田内陸縦貫鉄道と10年に締結した4者合意に
秋田県は21日、秋田内陸線を運営する秋田内陸縦貫鉄道(北秋田市)に対する自治体による運営費補助について、本年度は500万円減額し、1億9500万円とすることを報告した。2025年度以降の補助に関しては、関係者間で協議し決めるという。 県と仙北市、北秋田市は、秋田内陸縦貫鉄道との4者で10年に締結した合意に基づき、運営費補助として毎年計2億円を支援してきた。今回の減額により、実質支援額は北秋田市が8745万円、仙北市が5830万円、県が4875万円となる。
秋田県北秋田市で地域の活力向上に取り組む「やってみよう!北秋田 北秋田地域素材活用推進協議会」は、走行中の列車内での運動が健康維持に効果があると発表した。秋田内陸線の列車内で実証実験を行い、効果を確認した。実験を行った秋田リハビリテーション学院(秋田市)の福原隆志専任教員(42)は「走る列車内での実証実験は初めてではないか。簡単な運動でも健康維持へ高い効果が得られる」と語った。 協議会の事務局で内陸線を運行する秋田内陸縦貫鉄道(北秋田市)が、住民や乗客の健康づくりに列車を生かせないかと、理学療法士を養成する同学院に相談。共同で実証実験を行った。
秋田県小坂町の観光施設「小坂鉄道レールパーク」内にある旧寝台特急「あけぼの」の車両を活用した宿泊施設の営業が4日、5年ぶりに再開した。この日は提供可能な全26部屋が満室となった。記念のセレモニーの後、宿泊客36人が約10分間の体験乗車を楽しんだ。 セレモニーで細越満町長は「宿泊営業再開への多大な支援と、本日多くの方に集まってもらったことに深く感謝する。全国の皆さんをお待ちしている」とあいさつ。宿泊者限定の体験乗車では細越町長の出発の合図や発車ベルの後、車両がレールパーク内の線路約250メートルをゆっくりと往復した。
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