実家同居の無職40代の長男対策…老親がした驚きの行為 働けない子どもとその親の高齢化が進んでいます。高齢の親にとっては、自分たちが亡くなった後に、はたして子どもが自立した生活を送れるのかが心配です。そのためにも、少しでも多くの財産を子どもに残してやりたいというのは自然な気持ちでしょう。 ただ、相続財産が多くなると、相続税が多くかかるようになります。その点も親にとっては心配のタネで、相続税についていろいろと調べている親も少なくありません。ただ、「いつ亡くなるか」だけはわかりませんので、“節税策”は簡単ではありません。 【相談者の家族構成】 父親:鈴木 幸一さん(仮名)78歳(無職) 相談者 母親:恵子さん(仮名)75歳(無職) 長男(43歳、無職)と同居 ※長女(40歳)は結婚して別世帯 ◆資産 ・預貯金:8000万円 ・ご自宅(戸建て、評価額6500万円) ◆収入 父親:年金200万円 母