小学館「マンガワン」に連載を持っていた漫画家・山本章一(50代)が、講師をしていた高校の元生徒の女性(以下「原告女性」)に対し苛烈な性加害に及んでいた、と認定した裁判が注目を集めている。山本は、マンガ『堕天作戦』(小学館)の作者として知られる。北海道芸術高校札幌サテライトキャンパス(以下「北芸」)では、本名で講師をしていた。 実は、山本からの被害を訴えているのはこの原告女性だけではない。ジャーナリストの秋山千佳氏が、もう一人の被害女性である元生徒の堀彩花さん(仮名)の告発を受け、その悪質な性加害の手口について「文藝春秋PLUS」に寄稿した。(前後編の後編/前編から読む) ◆◆◆ 決まって玄関付近で“鉢合わせ” 最初に山本が接近してきたのは高校1年生の秋だった。校内行事の準備で下校が遅くなり、同級生の女子たちと学校を出ようとすると、決まって玄関付近で山本と鉢合わせた。暗いから車で送っていくと

