カプコンが5月8日に発表した2018年3月期(17年4月~18年3月)連結業績は、売上高が945億円(前年比8.4%増)、営業利益が160億円(同17.5%増)と増収増益だった。純利益は109億円(同23.2%増)と過去最高益を更新。1月に発売した「モンスターハンター:ワールド」(PS4、Xbox One向け)のヒットが寄与した。 モンスターハンター:ワールドは、出荷本数が750万本と、単一タイトルとして同社史上最高を記録した(3月時点)。Nintendo Switch向けに発売した「モンスターハンターダブルクロス」「ウルトラストリートファイターII ザ・ファイナルチャレンジャーズ」などの売れ行きも好調。苦戦したアミューズメント機器事業をカバーしたという。 今後は、大型タイトルの投入数を拡充、ダウンロード販売の強化などで、デジタルコンテンツ事業の継続的な成長を図る。世界的に盛り上がるeスポ