2009年11月18日のブックマーク (18件)

  • 機会の平等ってそんな簡単な話じゃないんです | WIRED VISION

    機会の平等ってそんな簡単な話じゃないんです 2008年3月28日 コメント: トラックバック (0) (これまでの 飯田泰之の「ソーシャル・サイエンス・ハック!」はこちら。) 私がエッセイを書く中で繰り返し論じてきたのが,「経済学とは経済について考える学問」というよりも「経済学的思考を使って何かを考えることだ」という点です.その意味で,経済とはほとんど関係がないように感じてもレヴィットの『ヤバ経済い』(日経済新聞社)や中島隆信先生の[*1]は典型的な経済学です.最近では,大竹文雄編『こんなに使える経済学』(ちくま新書)などが「経済学的思考を使って何かを考えることが経済学だ」という点を前面に出した良書といってよいでしょう. 連載もそろそろ終盤にさしかかりつつあります. そこで,これからはこれまで紹介してきた経済学的な思考法……問題を適切に分割し,明確な定義の枠内で,個人のインセンテ

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    ColdFire 2009/11/18
    機会の平等と結果の平等を区別するのは意味がないケースがある・・・素晴らしい考察ですね。
  • 経験則の落とし穴 | WIRED VISION

    経験則の落とし穴 2008年3月 4日 コメント: トラックバック (0) 経済学は経験科学です。したがってその論理の出発点はいつでも経験的な、データに基づいた[*]モノである必要があります。帰納的な抽出を基礎とするには、前回のように論理の出発点となる前提をデータから導くという方法が直接的でしょう。しかし、現代の経済学を支える前提のなかには、データでの検証が困難なもの、そもそも数量的にはどういう意味なのかがわからないものがあります。 ここで必要になるのが、「データによる思考方法」の逆転です。論理の出発点をデータから定めるのではなく、論理が導く帰結……特にデータによって理論が現実を説明していることを確かめた方が楽じゃありませんか?  この見解に従うと、例えばマクロ経済学ならば、財政政策や金融政策の効果についてもっとも「高い説明力を持つ」ものが正しい論理ということになります。1950年代から1

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    ColdFire 2009/11/18
    内生変数間の相関の話
  • 思考のコストと空気の支配 | WIRED VISION

    思考のコストと空気の支配 2008年1月15日 経済・ビジネス コメント: トラックバック (0) (これまでの 飯田泰之の「ソーシャル・サイエンス・ハック!」はこちら。) 人々の思考を支配するのは利害と観念だ……いわれてみればそんな気がします。でも、ちょっと待ってください。朝青龍は横綱にふさわしいかどうかといった話題から、京都議定書での目標水準達成のために何をすべきか、アメリカの中東政策を支援すべきか否か、もっと大きく出ると改憲の是非まで……世の中にはもう私なんかのアタマじゃ到底処理できないくらいいろいろな問題があるもんです。こんな多種多様、そして膨大な問題のすみからすみまで「利害」「観念」によって判断している人なんているんでしょうか。 ■思考だってタダじゃない 「思考を決定するのは利害と観念だ」というのは……せいぜい、仮に私たちが考えに考えた末判断をするというとき、その基礎になるのは利

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    ColdFire 2009/11/18
    合理的無知の話
  • ちょっと教育論でもぶってみましょう | WIRED VISION

    ちょっと教育論でもぶってみましょう 2007年12月25日 社会 コメント: トラックバック (0) (これまでの 飯田泰之の「ソーシャル・サイエンス・ハック!」はこちら。) 前回のエントリ(競争がもたらす副産物)に関して児童小銃が私自身が伝えたかったことをクリアにまとめてくれています。 競争させると人は競争を回避する、だからこそ進歩とか多様性が生まれるのだ は社会における競争の必要性と個人や企業が競争を回避することの合理性をあわせて主張しています。社会的に競争の圧力は必要だ。そして、競争の圧力から逃れるために個人はアクションを起こすのだというわけです。 学力低下問題の倒錯 競争の持つふたつの特徴を考えると、「ゆとり教育vs詰め込み教育」の二分法の問題点に気づくことが出来るでしょう。 企業の「利潤獲得競争」だけでなく、日常の生活や学校教育の現場においても競争は避けたいものです。自分自身の経

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    ColdFire 2009/11/18
    競争させると人は競争を回避する、だからこそ進歩とか多様性が生まれるのだ・・・名言だ。
  • 競争がもたらす副産物 | WIRED VISION

    競争がもたらす副産物 2007年12月18日 経済・ビジネス コメント: トラックバック (0) (これまでの 飯田泰之の「ソーシャル・サイエンス・ハック!」はこちら。) 競争は社会を幸福にする。しかし、企業にとって競争は利潤をすり減らす敵です。したがって、企業は競争を避けるための努力をすることになる……その一つの方法は政治や権力といったシステムによる保護を求めることです。しかし、経済学の知識が普及しこの種の規制政策について民主的な決定が行われるようになると、「公的な保護」という伝統的な手法を使うことは出来なくなります。 そこで、企業が次に考えるのは「自力で競争から離脱する方法」です。今回は企業の競争回避行動の帰結について考えてみましょう。 値下げ合戦のない世界 熾烈で、利潤をすり減らす競争の代表が価格競争です。まずはその価格競争がない世界について、ちょっと極端な例を使って考えてみます。

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    ColdFire 2009/11/18
    価格競争を避けるには差別化戦略。逆に言えば価格競争は多様な製品を生み出す。
  • もしも競争がなかったら? | WIRED VISION

    もしも競争がなかったら? 2007年11月19日 経済・ビジネス コメント: トラックバック (0) (これまでの 飯田泰之の「ソーシャル・サイエンス・ハック!」はこちら。) 競争は利潤をすり減らす。そして利潤を維持するために、さらなる競争へ身を投じる。競争は無間地獄です。そのため、我が国では十年ほど前までは「競争」と言えば「悪」と相場が決まっていたもんです。しかし、小泉政権発足以降、競争という言葉がポジティブなイメージを伴って使用されることが多くなっています。その一方、昨年半ばあたりから再び競争の問題点に再注目が始まっているような……。 このような世論に惑わされる(?)ことなく、馬鹿の一つ覚えのように競争賛美を続けている連中が居ます。そう。経済学者です[*1]。僕も一応はその端くれです。経済学者はなぜそんなにも競争が好きなのでしょう? 経済学者の理想の世界 これは、経済学者の判断基準その

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    経営学が目指すのは競争回避
  • 僕たちはどう合理的なのか | WIRED VISION

    僕たちはどう合理的なのか 2007年10月30日 経済・ビジネス社会 コメント: トラックバック (0) (これまでの 飯田泰之の「ソーシャル・サイエンス・ハック!」はこちら。) ■合理的経済人ってどうよ? 経済学的な思考の基礎の一つに「経済主体は合理的に行動する」というものがあります.これを出発点だと言われると,「いやいや少なくとも俺はちっとも合理的じゃないよ.先月の健康診断で肝臓の数値が要注意だったのにさっきもトンカツをっちゃったし……」と思うかも知れません.たしかに,どうかんがえても馬鹿みたいな行動をしているようにしか思えない例はいくらでもあります. この程度の理由で経済学を批判する人もいるようですが,この程度で経済学の基礎は崩れません.健康診断の結果が悪かったのに油ものをべてしまったあなたは「将来の肥満や健康不安よりも,現在の快楽を優先する人だ」……経済学的には「将来への割引が

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    合理的の定義が行動経済学により変わる
  • 第14回 昨日を生きるな明日を生きろ | WIRED VISION

    第14回 昨日を生きるな明日を生きろ 2007年9月 3日 (飯田泰之の「ソーシャル・サイエンス・ハック!」第13回より続く) Hacksツールを使って経済を考えようという趣旨で書き始めておきながら……いつのまにか経済学ツールを使ってLife Hackする話になってしまいました。もう開き直ってこっちの路線でやろうかとおもいます。すいません。 Life Hackに役立つ経済学の思考法としてわすれてならないのが費用便益分析です。費用といっても金銭的なモノだけではありません。目に見えない費用である機会費用もあれば、心理的負担という費用だってあります。便益についても、もちろん、金銭的なものだけではないでしょう。しかし、金銭的なものにせよ、そうでないにせよ!「より大きな満足度を得るためには、費用を抑え、便益をあげる必要がある」という点にかわりはありません。 ■費用便益分析……できてますか? 費用便益

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    ColdFire 2009/11/18
    サンクコストの話・・・はいいのだが、経済学を陽気な科学と呼ぶのは無茶かと。
  • 第13回 倫理を語る事なかれ | WIRED VISION

    第13回 倫理を語る事なかれ 2007年8月27日 経済・ビジネス社会ハッキング コメント: トラックバック (0) (飯田泰之の「ソーシャル・サイエンス・ハック!」第12回より続く) そろそろお気づきの方もあるかと思いますが、僕は倫理・道徳を語る人間が嫌いです。しかし、これは僕が反道徳的な人間だからではありません。倫理は世界の外にあるもので、語ること自体が不可能だと思っているからです。僕たちは世界の中にいる。世界の中にいる僕たちが使う言葉や論理で倫理について考えたり、ましてやなんらかの倫理観が正統であると説得するなんてことはできっこありません。ひらったく言うと……そんな難しいこと言わないで、「俺はあいつが嫌いだ」でいいじゃん、ってなわけ。 そして、もっと悪いことに「倫理! 道徳!」と言ってみたところで問題は何ら改善されないのです。 ■日軍の合理的な非合理 前回、前々回と「非合理的に見え

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    ColdFire 2009/11/18
    合理的な非合理の話
  • 第12回 馬鹿なヤツを見つけたら | WIRED VISION

    第12回 馬鹿なヤツを見つけたら 2007年8月20日 経済・ビジネス社会ハッキング コメント: トラックバック (0) (飯田泰之の「ソーシャル・サイエンス・ハック!」第11回より続く) 自分から見て馬鹿みたいな行動をしている人を見たとき、「非合理的な行動をしているから、頭が悪い」とは考えるのではなく、「あの人は自分とは異なる目的に基づいて行動している」、「(自分から見ると非合理的としか思えない行動をすることで)彼はむしろ満足している」という思考法は、ストレスのない日常生活、効率的なビジネス、正しい政策立案という連載の3つの目標[*1]へのファーストステップだと思います。 ■「みんな馬鹿」と差別 特に自分に害悪があるわけではないが、人にとって得にはならないと思われる行動をしている人を見たとき、みなさんはどんな感情を抱きますか?  例えば、コストパフォーマンスの悪いレストランに通ってい

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    ColdFire 2009/11/18
    頭よい人でもヘンな行動をとるのはよくあるしね。
  • 鳩山由紀夫は日本をとっくに「諦めた」!? - HALTANの日記

    15日付の記事だが、ただもう絶句するしかないorz鳩山首相「日を魅力的な国に」【11月15日 AFP】鳩山由紀夫(Yukio Hatoyama)首相は14日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議出席で訪問中のシンガポールで、低出生率と人口高齢化を抱える日について語り、移民にとってもっと魅力的な国にするよう取り組むべきと語った。日は世界で最も厳しい移民制限のある国の1つ。鳩山首相は、繊細な問題だと認識しているとした上で、日が家族主義的な政策を実施するだけでなく、観光客を含め多くの人々が日を訪問したくなり、住んだり、働きたくなるよう、日を魅力的な国にしなければならないと述べた。また、「移民政策」と呼べるかどうかわからないとした上で、日に住みたいと思われるような、世界中の人々に友好的な環境をつくることが重要とした。近年、日は東南アジアから看護・介護分野の労働者を受け入れ

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    ColdFire 2009/11/18
    首相の英知は広大無辺。その御心は計り知れぬ・・・とでも解さないといけないのかな
  • マスゴミ人たちは日本をとっくに「諦めた」! - HALTANの日記

    昨日(17日付)の朝日社説。民間の予測を大きく上回った。7〜9月期の国内総生産(GDP)の実質成長率は年率換算で4.8%。前期に続くプラス成長だった。 生活実感に近い名目GDPは年率マイナス0.3%で、水準自体も景気回復と呼ぶにはまだ遠い現状だが、元気づけられる要素が増えた。その象徴は、縮小続きだった設備投資が拡大に転じたことだ。おかげで内需が成長に寄与するようになった。いずれも6四半期ぶりである。 エコポイントなど、これまでの政府の景気対策で個人消費が刺激された。中国や北米などへの輸出も復調の傾向にある。これを受けて、環境関連の新設備の導入が自動車や電機といった主力産業で目立つようになった。 世界的な政策協調と日の景気対策が、ようやく民需に波及するサイクルが見えてきたといえる。 半面、気になるのはデフレ傾向だ。全般的な物価下落が経済を縮小させる圧力として働き続けている。それが雇用に影を

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    ColdFire 2009/11/18
    あいかわらずステキなセンスのタイトル。それにしても朝日ひどすぎるな。
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    ハリイカの焼売と中華炒め ハリイカをよく、見かけるようになりましたよ。生け簀で、泳いでいたものを一杯購入しました 立派な大きな墨袋や肝は冷凍保存して 柔らかな身は季節のお豆、お野菜と合わせて中華の炒めものに。新鮮なにんにくの茎は刻み、香り高く欲そそられますね 下足はミンチにし…

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    ColdFire 2009/11/18
    当然今までのやり方にも合理性はありますわな。シーリングはよく考えられた方法だと。
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    週報 2024/04/28 川はただ流れている 4/20(土) 初期値依存性 さいきん土曜日は寝てばかり。平日で何か消耗しているらしい。やったことと言えば庭いじりと読書くらい。 ベランダの大改造をした。 サンドイッチ 一年前に引っ越してからこんな配置だったのだけど、さいきん鉢を増やしたら洗濯担当大臣の氏…

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    ColdFire 2009/11/18
    そりゃそうだ。あのやり方自体がおかしい。
  • 『一般理論』にあるただ一つの経済政策

    よく公共事業とかがケインズの政策である、という風に昔から教えられてきたんだけど、あの難解なケインズの『雇用、利子および貨幣の一般理論』を読んでもそんなこと微塵も書いてないと思う。で、僕が読んだ記憶に基づけば、ただひとつケインズがこのを通じて提唱している政策が、リフレと硬直的貨幣賃金政策の組み合わせ、だと思う。これはより正確には、将来にむけた貨幣供給量の増加とそれに適応した将来に向けた貨幣賃金の増加政策の組み合わせ。これをケインズは『一般理論』の中でほぼただひとつ系統的に政策論として提起している。私見では、このリフレと固定貨幣賃金政策こそ「投資の社会化」の核心部分でもある。 これは貨幣賃金を不況に応じて低下させていく政策(伸縮的貨幣賃金政策)や、伸縮的貨幣供給政策(=日銀流理論、日銀とは言わないけれども。不況に応じて貨幣を伸縮的に操作して利子率を低下していく受動的な政策)が経済の不安定性を

    『一般理論』にあるただ一つの経済政策
  • 鳩山由紀夫vs.鳩山由紀夫 自らの献金問題を厳しく追及!!

    鳩山由紀夫vs.鳩山由紀夫 自らの献金問題を厳しく追及!! [社会・政治・時事] 野党時代の鳩山さんが鳩山総理に政治資金問題を激しく問いただします。福田元総理への代表質問が元...

    鳩山由紀夫vs.鳩山由紀夫 自らの献金問題を厳しく追及!!
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    ColdFire 2009/11/18
    これは・・・
  • 民主党よ、お前は何者か? 空想的平和主義が左傾化に拍車かける | JBpress (ジェイビープレス)

    「空想的平和主義が左傾化に拍車かける~民主党よお前は何者か(1)」 「議員立法を一声で葬った小沢一郎~民主党よお前は何者か(2)」 「日を取るか、マニフェストを取るか 君主の道を選ぶ時~民主党よお前は何者か(3)」「続・民主党よ、お前は何者か 日米同盟破壊から日破壊へ」 鳩山民主党政権は発足からまだ2カ月だというのに、先行きは容易ならざると予感させる混乱ぶりを見せつけてくれている。鳩山政権が独り失速するだけならよいが、この混乱は日の将来を大きく誤る可能性を秘めている。 鳩山政権に内在する危うさを、「対等な日米関係」「政治主導」「マニフェスト」の3つのキーワードから解き明かしてみたい。今日から3日連続でお伝えする。 「対等な日米関係」発言の正体は何か

    民主党よ、お前は何者か? 空想的平和主義が左傾化に拍車かける | JBpress (ジェイビープレス)
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    ColdFire 2009/11/18
    「対等の日米関係」の意味が人によってまったく違うのが困ったもの
  • 菅沼隆さんのフレクシキュリティ論 in エコノミスト - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    今朝発売の『エコノミスト』誌ですが、一つ読んでおくべきものとして「学者が斬る」があります。菅沼隆さんが「環境福祉国家に挑戦するデンマーク」というのを書かれているのですが、環境と福祉はちょっとおいといて(失礼)、半ば以降で書かれているフレクシキュリティの話が、近頃はやりの一知半解的首切り自由バンザイ型フレクシキュリティ論とは違い、デンマークにおられた経験を踏まえて、ちゃんとその社会的基盤を指摘されています。 >重要なことは、第一に、労使がプログラムの作成に実質的に参加していることである。理事会の会議に形式的に参加しているのではなく、具体的なプログラム作りに参加している。第2に、学生も含めてステークホルダーの参加が認められている点である。 職業訓練プログラムの場合、中央政府の計画策定、業界ごとのプログラムの策定のいずれにも経営者団体と労働組合から代表が委員として参加している。労使は雇用政策にお

    菅沼隆さんのフレクシキュリティ論 in エコノミスト - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    ColdFire 2009/11/18
    フレクシキュリティにを論ずる際に「労働組合を敵視し、大きな政府を攻撃する人間はそれだけでインチキである」 わかりやすい。