NTTドコモの尾上氏 日本における移動通信は固定通信の5年遅れて追従している ワイヤレスジャパンのネットワークコンファレンス「4G+将来NWフォーラム」において、NTTドコモの執行役員 研究開発 推進部長の尾上 誠蔵氏は、「ドコモの4Gに向けた3G発展構想と取り組み-Super3G/LTEとIMT-Advanced-」と題した講演を行った。 尾上氏はまず、「トラフィックが増えたからといって回線を高速にすれば混雑が緩和するかというと、そうではない。この世界では、高速な回線を使うサービスがどんどん登場してくる。そのため、今後も常に拡張が必要になっていく」と語り、継続的な進化の必要性を説く。 さらに導入済みのHSDPAを例に挙げ、「古い方式に比べ、いわゆる伝送効率を改善させる。つまり導入するオペレーター(事業者)にとっては、コスト低減につながる。新しい技術はコストが上がるわけではない。逆に時間と
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