7月21日、東京電力福島第1原発事故をめぐって福島県の住民らが国と東電に損害賠償を求めている訴訟の第13回口頭弁論が21日、福島地裁(金澤秀樹裁判長)で開かれた。2014年11月撮影(2015年 ロイター/Shizuo Kambayashi/Pool) [福島市 21日 ロイター] - 東京電力<9501.T>福島第1原発事故をめぐって福島県の住民らが国と東電に損害賠償を求めている訴訟の第13回口頭弁論が21日、福島地裁(金澤秀樹裁判長)で開かれた。 原告側証人として出廷した都司嘉宣・元東大地震研究所准教授は、福島第1に到来しうる津波の浸水高について、事故の9年前には「(シミュレーションは)可能だった」と述べ、事前の対策は実施できたとの見解を示した。 同訴訟は約4000人の原告が参加しており、福島原発事故関連では最大規模。原告側は事故原因となった大津波襲来が予想可能だったとして、国と東電の
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