東日本大震災で「トモダチ作戦」に参加した米原子力空母「ロナルド・レーガン」(横須賀基地で、2015年10月撮影)〔AFPBB News〕 紙の上に書かれた文字を鵜呑みにして、その通りの「正解」とされるものを書いたら丸がつく。それで優等生・・・といったことが、いかに愚かしいものであるか。 これを子供に分かってもらうのは、なかなか容易なことではありません。何しろ、少なからざる割合の子供が、その手の経験で味を占めてしまっている。 もっと言えば、そのまま教師になっている先生だっていることでしょう。 しかし、残念ながら、そういうところからは新しいイノベーションは出てこない。文系だって同様です。公務員などを例に考えれば、前例のない事態に対して、対処のしようがないという役人を量産してしまう。 東日本大震災、それに続く福島第一原発事故直後、津波であれ放射能であれ「予測を超えた事態」に対して、政府はもとより