「国難」から一転、対話を容認へ――。圧力路線で手を携えていたはずのトランプ米政権があっさりと米朝首脳会談にかじを切ったことに、日本政府内では衝撃が走った。「このタイミングとは想像がつかなかった」(外務省幹部)。北朝鮮の非核化に向けた交渉が「日本抜き」で進みかねない事態に警戒感も広がる。 安倍晋三首相は9日朝、トランプ大統領と約30分間電話で協議。4月初旬に急きょ訪米してトランプ大統領と今後の北朝鮮対応について話すことを決めた。協議後、記者団に「北朝鮮が非核化を前提に話し合いを始めると申し出た。この変化を評価する」と述べた上で「日米はこれからも100%共にある、という点でも一致した」と強調。拉致問題の解決も含め、日米が連携して対応していく考えを改めて示した。 だが、首相にとって米朝首脳会談の報は、想定外といえるものだった。 米朝首脳会談の開催が発表さ…
頻発する空襲を経てもなお「空襲は怖くない。逃げずに火を消せ」と言い続けた日本政府(前回記事を参照)。この方針は、一挙に大規模となった東京大空襲の被害を目の当たりにしても、変更されなかった。 一度始まった政府方針は、簡単には修正されない。それでも、当時の政府方針に立ち向かおうとした議員がいた。その渾身の言葉に耳を傾けて、いま私たちはどう生きるべきか考える糧にしたい。 10万人が死亡しても「空襲を恐れるな」 1945年(昭和20年)3月10日の深夜0時08分、約300機のB29爆撃機が東京上空に飛来し、約2時間で33万発以上の焼夷弾を投下した。「東京大空襲」である。 現在の江東区・墨田区・台東区を中心に、千代田区や江戸川区も含む広範囲が焼け野原となった。一夜で10万人が死亡し、罹災家屋は27万戸にのぼった。 この大惨事を受けて、さすがの日本政府も「逃げずに火を消せ」の方針を変更するかと思いきや
現在、映画『シチズンフォー スノーデンの暴露』が全国で公開中だ。この映画は2013年6月にアメリカ政府の監視システムを告発したエドワード・スノーデンを追ったドキュメンタリー映画である。世界的に話題となったあの事件から3年以上が経つ。今はロシアに亡命している彼から、日本の我々への緊急メッセージ。 文/小笠原みどり(ジャーナリスト) あなたの通話・メール・ネット利用履歴は全て見られている インターネット時代、日々めまぐるしく変わり続ける情報と状況のなかで、どれだけの人が彼を覚えているだろうか。いや、それ以前に、彼は日本でまだ十分に知られていないかもしれない。 このインターネットの裏側で大規模に執り行われている監視の実態を、世界に向けて暴いた当時弱冠29歳のエンジニア。かつて2年間日本で暮らしたにもかかわらず、日本人のほとんどは彼の警告を自分の問題として感じていない――。 アメリカ国家安全局(N
ほとんどの方はこのタイトルを見て、そんなの当たり前だと思われたことでしょう。そんな当たり前みたいなことでも、実は100年以上も前から論争になっていて、決着がついていなかったのだそうです。 © PhotoXpress.com イカやタコの行動を見ていると、船のスクリュー音や水槽の壁をたたくといったことで生じる水の振動を感じていることに疑いはないのですが、サカナの浮き袋のような空気の入った器官を持っていない彼らは、そうした振動に対する反応がサカナに比べるとかなり鈍いということもあり、解剖学的には「耳」もないので、皮膚などで水の振動を感じることはできても、我々が普通に感じる400ヘルツ以上のいわゆる「音」は聞こえないという説も有力だったようです。 というわけで、その論争に決着をつけるべく、台湾の研究者(台北国立科学アカデミー)が麻酔をかけたイカ(Sepiotheutis lessoniana)
「灯台に巨大な波が打ち寄せて大きな波しぶきが上がる」という自然の力を見せつける風景を撮影したあるカメラマンが、撮影した中のベストショットをSNSに投稿したところ「盗作ではないか?」という指摘を受けました。自らの潔白を証明しようと指摘された写真と自分の写真を見比べたカメラマンは、2枚の写真はミリ秒単位まで同じ瞬間に撮影されたまったく別の写真であることを知りました。 How Two Photographers Unknowingly Shot the Same Millisecond in Time https://petapixel.com/2018/03/07/two-photographers-unknowingly-shot-millisecond-time/ 写真家のロン・リスマンさんは、2018年3月3日にアメリカ・ニュージャージー州にある「Great Island Common」
岡靖知(画家) @yasutomooka 美術家 画家 主に油絵具で写実的な絵画を制作しています。 受注製作は現在行っておりません。 メール:oka.yasutomo@gmail.com https://t.co/bRZVFYp423
森山裕・自民党国会対策委員長(発言録) 佐川宣寿(のぶひさ)・国税庁長官が辞職の申し入れをされた。極めて残念なことだった。職を辞されるということは非常に重いこと。トカゲの尻尾ではなく、国税庁長官はアタマだと思う。(野党が求める佐川氏の国会招致については)一般人になられたわけで、難しくなったと申し上げた方が分かりやすいのではないか。(国会内での記者会見で)
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