2.動作原理 電圧の印加と極性の入れ替えによる、a.高分子鎖のコンフォメーション変化、b.ドーパントイオンの導電性高分子への出入りにより伸縮します。 3.動作設計 導電性高分子アクチュエータは、安価でテイラーメイドなアクチュエータで、下記の特徴があります。 ・素子のサイズ素子の長さを調整することで伸縮量(変位量)を、積層する(束ねる)枚数(本数)を調整することで発生力を、それぞれ任意に変えることができます。 ・素子の構成と動き導電性高分子アクチュエータは、軸方向の直動が基本ですが、2次元、3次元の動きをすることや、絶縁層を設けてアクチュエータを貼り合わせるバイモルフ構造で屈曲の動きをすることもできます。 ・膜質とアクチュエータ性能ドーパント及び製造条件を変えることで、膜強度、密度、膜厚などを調整でき、膜質やアクチュエータ性能を変えることができます。・複合化伸縮可能な骨材との複合化や、電極の