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ブックマーク / cru.hatenadiary.org (4)

  • インフレで好転する事 - 科学信仰

    お金は天下の回り物【おまけ編】 | 伝統 1400|2 84828| cruciancarp | 2008.02.18 00:04:52 前々回(リンク先消滅) 前回(リンク先消滅) 最近、WEBを巡回していて知ったのですが、世界大恐慌後の1930年代、オーストリアの小さな町で成功したひとつの試みがありました。 Silvio Gesellというドイツ経済学者が考えた「自由貨幣」とか「スタンプ付き貨幣」と呼ばれるものです。それは「老化するお金」とも呼ばれています。 ヴェルグル(W〓rgl)という名前のその町でも世界恐慌の影響は大きく、人口4300人の一割が失業中で、その半数が失業保険も切れて生活保護を受けていました。当然、市の財政も破綻しており、巨額の借金を抱え、利息の未払いだけで5万シリングにも達していたのに対して、市民税収入はわずか3000シリングだったそうです。一方で11万8000シ

    Cru
    Cru 2021/12/14
    自己ブクマ。11年前
  • 通貨価値を守るか? - 科学信仰

    ネットで反リフレ論者の文章を読んでると、その多くがデフレの害とインフレの利点を認めているのに気付く。 にもかかわらず「人為的にはインフレを起こす事は出来ない」と言ったりする。 しかしインフレを起こすことができないわけはないんだよね。 “ 「もし、日銀が国債をいくら購入したとしてもインフレにはならない」と仮定する。すると、市中の国債や政府発行の新規発行国債を日銀がすべて買い取ったとしてもインフレが起きないことになる。そうなれば、政府は物価・金利の上昇を全く気にすることなく無限に国債発行を続けることが可能となり、財政支出をすべて国債発行でまかなうことができるようになる。つまり、これは無税国家の誕生である。しかし、現実にはそのような無税国家の存在はありえない。ということは背理法により最初の仮定が間違っていたことになり、日銀が国債を購入し続ければいつかは必ずインフレを招来できるはずである。 ” W

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    Cru 2021/12/14
    11年前。自己ブクマ
  • 江戸のデフレと通貨政策 - 科学信仰

    重秀は将軍綱吉時代の経済政策を一手に任された。元禄期は、新たな鉱山の発見が困難となったことから金銀の産出量が低下し、貿易による金銀の海外流出も続く一方、経済発展により貨幣需要は増大し、デフレ不況の危機にあった。幕府の大幅な財政赤字(将軍綱吉とその生母桂昌院の散財など)によりデフレ不況は回避されていたが、財政破綻が現実味を帯びつつあった。重秀は貨幣国定学説を200年余りも先取りした経済観を有していた。実物貨幣から信用貨幣へのシフトによる市中に流通する貨幣量の増大を目指し、元禄8年(1695年)、慶長金銀を改鋳し金含有率を減らした元禄金銀を作った。太宰春台作とされる「三王外記」は「貨幣は国家が造る所、瓦礫を以ってこれに代えるといえども、まさに行うべし。今、鋳するところの銅銭、悪薄といえどもなお、紙鈔に勝る。これ遂行すべし。」という重秀の言葉を伝えている。 貨幣改鋳は経済の混乱を招き、未曾有のイ

    江戸のデフレと通貨政策 - 科学信仰
  • 生態学的地位と経済学的地位 - 科学信仰

    極相林と言うものがある。 例えば火山噴火で火山灰や溶岩で土壌が失われた地域には、最初地衣類などの貧弱な土壌でも生きられる種が入り込んでくる。やがて土壌が回復し草原となり、明るい土地でよく生育する陽樹が育つ。そして暗い森林で育ちうる高木が優先種となると、もうその林は移ろわない。安定する。 進化シミュレーションでは、単一の優先種が支配的になって安定してしまい、新しい種が入り込めないという状況がよく起きるらしい*1。 その場合、より適応的であるかどうかは問題にならない。「適応的」という言葉の意味をどう捕らえるかではあるけれど、優先種であるということ自体が「最適解」になってしまうというか。 「俺等のほうが優秀なのに上がつかえて伸びられない」という会社組織のような事が起きるというか。 これはかなり質的な進化の性質なんではないだろうか? 支配種は支配しているというそれだけで圧倒的に有利なんだ。 下位

    生態学的地位と経済学的地位 - 科学信仰
    Cru
    Cru 2013/08/01
    優先してることこそ重要じゃなくて、我々の社会で優先種を抑制することが皆が豊かになるために重要と書いたんですが。「適応的であるかどうか問題にならない」のは模擬実験の欠陥ではなく「いくらでも見られる」から
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