お金は天下の回り物【おまけ編】 | 伝統 1400|2 84828| cruciancarp | 2008.02.18 00:04:52 前々回(リンク先消滅) 前回(リンク先消滅) 最近、WEBを巡回していて知ったのですが、世界大恐慌後の1930年代、オーストリアの小さな町で成功したひとつの試みがありました。 Silvio Gesellというドイツ人経済学者が考えた「自由貨幣」とか「スタンプ付き貨幣」と呼ばれるものです。それは「老化するお金」とも呼ばれています。 ヴェルグル(W〓rgl)という名前のその町でも世界恐慌の影響は大きく、人口4300人の一割が失業中で、その半数が失業保険も切れて生活保護を受けていました。当然、市の財政も破綻しており、巨額の借金を抱え、利息の未払いだけで5万シリングにも達していたのに対して、市民税収入はわずか3000シリングだったそうです。一方で11万8000シ