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ブックマーク / note.com/xiong_ben (2)

  • 内蒙古──変わる支配者、変わらぬ大地|DAVID-OFF/大熊杜夫

    中国共産党が指導する社会主義国家ということもあり、5月1日のメーデーを中心に大型連休が組まれている。多くの中国人はこの機会に旅行に出かけており、私も学生向けツアーで内蒙古自治区の草原と砂漠を訪れることにした。 朝4時、トラブルにてフフホトも少し郊外に出るとどこにでもある田舎だ。 内蒙古は中国の北西部にかけて位置する広大な民族自治区であり、多様な自然が同居していることでも知られている。遊牧民族の残り香を感じる草原に、オリエンタルな空気を運ぶ砂漠の2つを2泊3日で見ようというのは、なかなかに中国人の生命力を感じるツアー日程だ。 朝4時、安いツアーほど時間間隔がおかしいのはどの国だろうが変わらない。大学を出たバスはもう一つの大学を経由して7時間のバス旅という事になった……のだが。高速道路に乗ったときからどうにも様子がおかしい、後方の通路下からいよいよ焦げ臭い匂いがした時、バスは路肩に停車し運転

    内蒙古──変わる支配者、変わらぬ大地|DAVID-OFF/大熊杜夫
    Cru
    Cru 2023/06/13
    ”習近平主席のありがたい言葉が一番大きく展示される内蒙古博物院”…こういう物言いが“漢族”のナショナリズムを刺激するんだろうなとフと思った。日本人だろうがなに人だろうが同じ。客観視の困難。
  • ウイグル旅行を振り返って──中華民族のディストピア|DAVID-OFF/大熊杜夫

    概ね4日間の旅行は私の抱いていた従来のウイグル観を大きく崩すと共に、一つの結論を導き出させた。つまりこの2023年のウイグル自治区(少なくとも主要都市圏)は、既に"従来の民族文化が全て浄化されたディストピア"なのではないかと言うことだ。これについて端的に述べていきたい。 ①監視体制の弱体化・縮小化 従来、ウイグル自治区のイメージといえば監視カメラが縦横無尽に張り巡らされ、警察が数十メートルおきに常駐する監視都市というイメージだろう。しかし今回の滞在中で、これらを感じることがほとんどなかった。 特に職務質問などのようなイベントは、ウルムチ入域時の一回だけしか行われず、駅でのチェックインなどでパスポートを出した以外、まずこれを見せるような機会すらもなかった。 また監視カメラについては、北京や他の地方都市に比べ多いような印象も特段抱かなかったし(これについてはコロナ禍を経て全国がウイグルを規範と

    ウイグル旅行を振り返って──中華民族のディストピア|DAVID-OFF/大熊杜夫
    Cru
    Cru 2023/06/13
    https://note.com/xiong_ben/n/n27c65691d9dc "高居民台というウイグル人の伝統的な家屋が並ぶ地区の横を通った。しかしその地区に人の姿は一切なく、区画一帯が柵で覆われ、中には重機と取り壊し中の廃墟がひしめき合っていた”
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