Photo by Grab on Unsplash 群馬県前橋市に住む重度身体障害の男性に対し、インターネット上の掲示板「5ちゃんねる」で誹謗中傷の書き込みをしたとして、書き込み主に損害賠償を求める裁判がありました。 元々、原告は日常的に介護が必要になったとして、24時間体制の介護サービスを求めて前橋市に行政訴訟を起こしていました。これがニュースとなると、5ちゃんねる内の「ニュース速報+板」でもスレッドが立ち、原告への誹謗中傷が書き込まれていたという流れです。 東京地裁の開示命令によって特定されたのは、「殺処分でいいやん」と書き込んだ東京都の男性と、「生かしておく理由がないなあ、一思いに殺してやれよ」と書き込んだ愛知県の男性です。この2人に対してそれぞれ約196万円の損害賠償を請求する訴えが前橋地裁に起こされ、うち東京都の被告について判決が出ました。 前橋地裁は「原告の生命を著しく軽視する