黒人マーメイドを巡って3年振り2度目の大論争が起きている。ディズニーが9月初頭に公開した実写版『リトル・マーメイド』の予告編が発端だ。主役アリエルを演じるのがアフリカン・アメリカンのR&Bシンガー、ハリー・ベイリーであることを、どうしても受け入れられない人たちがいるのだ。 この予告編を黒人の母親たちが我が子に見せ、そのリアクションを録画してSNSに続々とアップした。「黒人のマーメイド!」「私みたい!」…… 幼児からティーンエイジャーに至るまで、子供たちの驚き、歓喜、感動に満ちた表情は見る者の涙腺を崩壊させた。黒人の子供たちは「私と同じ肌の色」の人魚をこれほどまでに待ち焦がれていたのかと、改めて思い知らされたからだ。 Representation matters! 🧜🏾♀️ 🥹 “She’s brown like me.” Parents of young Black girls a
『四畳半タイムマシンブルース』が小型化される。 中村祐介氏による新しいイラストに飾られた文庫版の佇まいは、単行本版とはまた違う楽しさ&爽やかさである。 見本を受け取るや、森見登美彦氏の内なる商魂が、 「こいつは売れるで……!」 と、力強く言ったのも当然のことであろう。 もちろん文庫解説は、原作者・上田誠氏にお願いした。 毎度言っていることだが、大きなものと小さなものを揃えるのは紳士淑女のたしなみだ。お手頃サイズのお手頃価格なので、書店で見かけたときには、ぜひとも買うべきである。そして角川文庫に収められた他の「腐れ大学生シリーズ」もずんずん買って並べれば、何やらステキなパーティになると思う。 「四畳半タイムマシンブルース」のアニメ化もちゃくちゃくと進んでいる。登美彦氏は奈良でポカンとしているだけだが、進んでいるのだ、ちゃくちゃくと。 先日、新しい予告映像と主題歌も公開された。 ヨーロッパ企画
米Netflixが1月19日(現地時間)に発表した2020年第4四半期(10~12月)の決算は、売上高は前年同期比22%増の66億4400万ドル(約6902億円)、純利益は8%減の5億4200万ドル(1株当たり1ドル74セント)だった。売上高はアナリスト予測(66億2600万ドル)を上回ったが、1株当たり純利益は予測の1ドル39セントを下回った。 同四半期に有料契約者数が850万人増え、累計で2億人を突破した。 同四半期中のヒット作品である「クイーンズ・ギャンビット」は配信開始から28日間で6200万世帯が視聴した。その影響でチェス盤の売れ行きが上がったという。また、ジョージ・クルーニー主演・監督のオリジナル映画「ミッドナイト・スカイ」は配信開始から4週間で7200万世帯が視聴した。 Netflixは12日、2021年は毎週1本のペースで新作映画を公開していくと予告した(記事末にティーザー
俳優の山崎賢人さんと女優の土屋太鳳さんがダブル主演を務め、12月10日に全世界190カ国で同時配信されるNetflix(ネットフリックス)オリジナルシリーズ「今際の国のアリス」のロケがこのほど、栃木県足利市で行われ、一部が報道陣に公開された。撮影現場では、東京・渋谷スクランブル交差点を完全再現したセットが組まれ、駅に吸い込まれる人々や、渋谷の街に繰り出そうと行き交う群衆の中、山崎さんと土屋さんが駅前の広場にたたずむシーンが撮影された。撮影の合間に、山崎さんと土屋さん、「キングダム」などで知られ、本作のメガホンをとった佐藤信介監督に話を聞いた。 ◇大規模オープンセットに「見たことない」 「今際の国のアリス」は、2010~2016年にマンガ誌「週刊少年サンデーS」「週刊少年サンデー」(小学館)で連載された麻生羽呂(はろ)さんの人気マンガが原作。廃虚と化した渋谷を舞台に、山崎さん演じるアリスたち
Netflixに実装された1.5倍速 気がつくと、Netflixをパソコンで観る際に1.5倍速で観られるようになっていた。セリフは早口になるが、ちゃんと聞き取れる。字幕も出る。筆者のブラウザはSafariだが、少なくとも1年前、日本のNetflixにこの機能はなかった。 調べると、Netflixは2019年10月より、モバイルとタブレット端末を対象として試験的に再生速度調整機能を導入していた。その後順次導入が進み、現在では、パソコン及びAndroid、iOSデバイスでの再生時に、再生速度を0.5倍、0.75倍、1倍(標準)、1.25倍、1.5倍に変更できる。 再生画面には他に、「10秒送り」「10秒戻し」ボタンがある。クリックもしくはタップすれば、一瞬で10秒後・10秒前に飛ぶ。TVモニタでの視聴時に倍速視聴はできないが、リモコンの右を押せば10秒飛ばし、左を押せば10秒戻しが可能。なお、
『ツイン・ピークス』(1989年、1990年~1991年)や『エレファントマン』で知られている映画界の巨匠デヴィッド・リンチは、その作風から「カルトの帝王」と呼ばれていることはみんなご存じのことだろう。 リンチ氏が自身のYouTubeチャンネル「DAVID LYNCH THEATER」を開設。鬼才であるリンチ氏は、どんな得体のしれない恐ろしいものが流されているのだろう…と思いきや、なんと毎日アメリカ・ロサンゼルスのお天気情報を淡々と伝えているんだそうだ。 Weather Report 5/18/20 鬼才デヴィッド・リンチ監督によるロサンゼルスのお天気報告 どうやらデヴィッド・リンチは以前からTwitterなどで時々天気予報を行っていたらしいのだが、今回パンデミックによる外出禁止令を受け、ファンや人々が少しでも暇つぶしをできればとの思いで毎日天気予報を行うことにした模様。 内容は非常にシン
映画「アナと雪の女王2」の感想を描いた漫画が、12月3日の19時ごろに7本一斉にTwitterへ投稿され、その不自然さが「ステマ(ステルスマーケティング)ではないか」と物議を醸しています。ねとらぼ編集部の取材に対し、ウォルト・ディズニーの担当者は「本来PR表記を行う予定だったが、どこかでコミュニケーションミスがあり抜け落ちてしまった」「ステマという認識はない」と回答しました。 当該する漫画はTogetterにまとめられています 漫画を手がけたのは、いずれもTwitterでの活動で注目を集める漫画家たち。7作ともカラー2ページで、ツイートにはハッシュタグ「アナ雪2と未知の旅へ」「アナと雪の女王2」が入るといった共通点がみられます。さらに、どの漫画にも「PR企画である」とは明記されておらず、なかには自発的に見に行ったかのような描写もあり、読者からは「ステマではないか?」といった指摘が相次ぎまし
大前提としていい作品だと思う。ヒットして、嬉しい。本当に良かった。ただ、ヒットするとは思わんかった。 この世界の片隅にがヒットするとわからなかった、公開規模を小さくした配給会社は無能とかいう声も聞くけどさ。似たようなアニメを観る自分からすれば、公開規模は妥当だって。ヒットするわけないもん。 これに近い観客層を持ってる作品として百日紅が上げられると思うけど、あれがどれだけコケたと思ってるのさ。あれも評価が高かったけど、全然客が入らなかった。この世界の片隅にを大絶賛してるオタクで、百日紅を観にいった人ってどんだけいるのよ?って感じだし。他にも似たような作品で大コケしたアニメ作品はたくさんある。 こういっちゃなんだけどさ、流行りのアニメが大好きなんて人はあんまりこういうのには手を出さないはずなんだよ。実際に監督の前作であるマイマイ新子だって客は入らなかったしさ。ただ、そんな人もこの作品だけは観に
カート・ヴォネガットが死んだ。 ヴォネガットのホームページ を開くと、トップページにドアが開かれたままの鳥かごが大きく描かれている。中には1羽の鳥もいない。ヴォネガットは飛んでいったのだ。 彼の魂は今、何処に在るのだろう? 10代の終わり頃、ジョン・アーヴィングを通じて僕はカート・ヴォネガットの存在を知った。 18か19のときジョン・アーヴィングの『ガープの世界』を読み、すっかりアーヴィングの小説世界のとりこになった僕は、『ウォーターメソッド・マン』、『サイダーハウス・ルール』、『熊を放つ』など、当時日本語訳が出ていたアーヴィング作品を次々と読んでいった。 アーヴィングの物語はいつもとても長く(日本語訳のハードカバーはどれも必ず上下巻あった)、だからたっぷり時間をかけて読むことができた。大人は「時間を過ごす」ためにバーで酒を呑んだりするけれど、少年少女は本を読んだり、新宿の映画館で3本立て
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