日本語[編集] 名詞[編集] 公 算 (数学)「確率」のかつての言い方。 腹を立てる、腹立つというのはあて字であろうと思われる。サンスクリトの krudhyati のkをhで置き換えるとともかくも hrdt という音列を得られる。これを haradati の子音と比べると同一である。偶然とするとかなり公算の少ない場合の一致である。ロシアの serditi もやはりいくらか似ているのである。苛立つが irritate(L.irritare) に似ていることは明白である。(寺田寅彦 『言葉の不思議』) あることが起こる見込みの度合い。蓋然性。 「この法案は、成立する公算が大きい」のように、「大きい・小さい」で表現する。「高い・低い」「強い・弱い」で表すことは正しくないとされ、大手の報道機関や出版社の入社試験では、「次の慣用句の誤りを正せ」として、「公算が強い」と書かれた文を「公算が大きい」に書