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ブックマーク / teenssexandwarmode.hatenablog.com (6)

  • 山本寛作品が凄いのはすべての作品が処女作だから - 17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード

    WUG 新章 視聴フル 「WUG」の続編が別の監督の手にわたってしまい、前作と実質的に別物になってしまいました。白いグラデーションのレイヤーをかけた画面、ダンスはセルルック3DCGと、一言で言えば「ラブライブ」化。これ、初代が必死で差別化しようと避けてたデザインですね。それより新章で軌道修正しようとキャラデザが行き過ぎた結果サガノヘルマーみたいになってて怖いですよ。作品外の乱闘含めるとWUG!新章、ほんとサガノヘルマー作品みたい。精神に来る。 しかしこんな山寛監督にとって厳しいプロセスでも、逆に山寛の持つほんとうの作家性を際立たせることになっているように思えます。山寛作品でなによりも凄いことは、全ての作品が高校や大学に在学中の映研の学生の撮る処女作の映画の煌きを持っていることです。しかも皮肉なことに、常に大手商業アニメ業界と反発するゆえにその煌きが守られているのです。 すでに40代

    山本寛作品が凄いのはすべての作品が処女作だから - 17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード
  • これまでの作品と完全に逆転してるじゃねえか!『君の名は。』感想  - 17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード

    興行収入がすごいことになっていますね。シンゴジラと並べて語る向きも多いですが、ぼくは「メジャーな規模で公開するが、監督作品をみてきたオタクからすると大規模でえらいことになると不安になる」という意味で2作を見てました。そして実際に観て不安を抱いていたこと自体がチンケだったな、と思うに至るとこまで同じでした。これまでの監督作品と完全に構造が逆転しており、しかもそれで面白かったからです。 普通に主人公の表情が印象に残ってるだけで新鮮 まずびっくりするのは過去作品とキャラクターと背景美術のデザイン配分が逆転していることです。シンプルに主人公の瀧くんと三葉ちゃんたちがすごく表情豊かで、家族とも友達とも生き生きと接しているのがやけに新鮮です。なんてことないことなんですが、新海誠作品に限ってはこれまでをひっくり返すほどの出来事です。 というのも、あの過剰なほど色調の鮮やかさと淡さを強調させる背景美術を見

    これまでの作品と完全に逆転してるじゃねえか!『君の名は。』感想  - 17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード
    Cujo
    Cujo 2016/09/16
    『まともに技術(キャラクター構築&シナリオ展開)を覚えなくてもケンカ(背景美術&モノローグ)で勝ってしまうボブサップみたいな地力』
  • 一体何をここまで確信して作ったのだろうか?「甲鉄城のカバネリ」 - 17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード

    甲鉄城のカバネリ 視聴フル 制作 WIT STUDIO またひとつ現れました。瞬間的に熱しすぐさまに忘れ去られ、次なる瞬間に繋げるための礎です。「甲鉄城のカバネリ」は凄まじいですね。正直前期の「僕だけがいない街」と2タテで高クオリティの作品になっていると思われます。ノイタミナはどうしたんでしょうか?ちょっと前は半端におしゃれバカなアニメばっか取り扱ってたのに、劇場版アニメを20分ずつ分割して放映してるかのようなクオリティの作品をがつがつ出してどうしたのでしょうか? 「ファフナー」とか多くの作品が80年代や90年代のしっぽを引きずったままのコンセプトや作風であることを散々書き散らしてきましたし、当にそれらを無味乾燥なものとして眺めてきていました。 しかしそういうありきたりな80年代90年代の作風であったとしても、例えばトリガーの「グレンラガン」「キルラキル」みたいに違う見せ方や、一歩離れた

    一体何をここまで確信して作ったのだろうか?「甲鉄城のカバネリ」 - 17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード
  • クソラノベアニメのふりをしてガチなデザインで撃つ「無限彩色のファントム・ワールド」感想 - 17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード

    無限彩色のファントムワールド 視聴2分・3分・2分・5分・2分って感じ また一つ現れました。瞬間的に熱しすぐさまに忘れ去られ、次なる瞬間に繋げるための礎です。 一見して「ついに京アニまで屑みたいなラノベアニメを…」というビジュアルとタイトル、しかもこれが京アニの原作貯蔵庫のエスマ文庫からのものだというからいよいよヤバいのか。それとも「ユーフォニアム」映画版や「たまこ」の山田尚子監督の新作「聲の形」までの繋ぎなのかと思われました。 実際、ほとんど意味の無い世界観、手癖のキャラデザに加え、丁寧なアニメートを全て巨乳描写とかポルノに使い果たしているあたり、去年「オタクを客に想定しているとはいえいったいどのオタクが喜ぶのか」としか思えないクソラノベアニメと蔑称される一群に近いです。 ところが随所にとあるデザインが含まれており、このデザインによって実質的な距離間は単なるクソラノベアニメを観る物とは異

  • 宮崎吾朗の父親殺しはつづく「山賊の娘ローニャ」 - 17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード

    山賊の娘ローニャ 制作:ポリゴンピクチュアズ 監督:宮崎吾郎 また一つ現れました。瞬間的に熱しすぐさま忘れられるために生まれ、次なる瞬間に繋がる礎です。宮崎五朗作品。その作家性の全ては父・宮崎駿との関係性そのものに集約されていると見ていいと思います。 アニメどころか映像技術のベースも不明な息子の、偉大なアニメートを持つ父殺し 宮崎駿引退。ジブリの折り返し。それが現実化する以前からいずれ来るだろうそれに備え、ジブリにて後継者を立ち上げるということで実子である宮崎五朗を監督に「ゲド戦記」が製作。それには唐突さを隠せませんでした。 あの作品は当時のそうしたジブリの背景を示すかのように主人公アレンの父親殺しから幕を開けていました。作品的には最後までそのことはフォローされてなかった記憶がありますが、あの映画はその冒頭のシーンですべてが終わっていたと言っていいです。 宮崎吾郎の経歴を眺めても、アニメー

    宮崎吾朗の父親殺しはつづく「山賊の娘ローニャ」 - 17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード
  • 今のアニメデザイン傾向を8つに区分けする これらがせめぎ合ってシーンは進んでる(追記と修正版) - 17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード

    様々なアニメが日にはあります。全体としてはどこかしら客層に合わせて形式的に見えますが、その映像・演出や構成の中に様々なデザインの傾向が出ていると思われます。そんな膨大にリリースされるアニメの中で、特に目立っているデザインの傾向を簡単に区分けした場合どんな傾向に分けられるのか?の実験的メモです。なにやら勝手な横文字使ってここまでやってたので、そのまとめのようなものです。 現行のアニメシーンは大きく適当に分けて8つの傾向でデザイン競い合ってると見ております。 コンテンポラリー(京都アニメーションなど) 現在の14ー21歳のガキの主人公たちの視点を掘り下げていけば、ジャンルがハーレムだろうとロボットだろうと魔法だろうとその多くは(かっこわるい標記だろうが)青春の光と影やガキの頃にしかない日常の情景のささやかな永遠がポイントであるかに見えます。それを脚以上に映像やキャラデザなど総合したデザイン

    今のアニメデザイン傾向を8つに区分けする これらがせめぎ合ってシーンは進んでる(追記と修正版) - 17.5歳のセックスか戦争を知ったガキのモード
    Cujo
    Cujo 2014/07/28
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