「推し」キャラが生み出す数百億円規模の経済圏 あなたは「推し」と聞いたときに何を思い浮かべるだろうか。 “推し”とは言葉の通り、“推しているもの”を指すが、昨今ではその対象は幅広く、アイドルや俳優、アニメ・ゲームキャラクターなどさまざまなジャンルにわたっている。単なる“ファン”とは違い、「自分が最も好きなもの」が“推し”となるため、ユーザーの熱量は何よりも高く、その人物やキャラクターの応援には全力を尽くす。グッズ購入、ライブ・イベントへ参加、さらには投げ銭など投資・消費はいとわない。 言葉の起源は1990年代後半頃「モーニング娘。」のファンの間から生まれたとと言われているが、実際に注目され始めるのは2011年5月「AKB48」の前田敦子が1位に返り咲いた第三回総選挙前後。特定のワードがどれだけ検索されているかがわかるGoogleトレンドのピークがそれを示している(図1)。 同時期にゲームか
![1人あたり消費額は約10倍!人々が熱狂する“推し”とは? | AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ce5e01b1b11fe4ebb3bb0b6b1b8c903782e9b1d1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.advertimes.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2020%2F07%2Fimage2_ogp-600x315.jpg)