TOKYO2020五輪エンブレムから始まった佐野研二郎氏のデザイン作品に ついていろいろと騒動がわき起こってネット上やSNS上でいろいろな 意見が飛び交って収まる様子がみえません。 今回の騒動をみていてデザイナーとして 「オリジナリティー」とはどういうものなのだろうと改めて考え直しました。 私がデザイナーを目指し勉強をしていた頃は PCも無くネットももちろんなく、アナログな世界でデザインを 手描きで創っていました。 真っ白い紙に鉛筆で線を描き、色をつけたかったら 絵の具で塗るか、色紙を貼るかしなければならなかった時代。 すべて手でやらなければ絵が完成しなかった時代からデザインをしていました。 手作りですから人が違えば違うデザインになります。 他の人とまったく同じ線を描くということが無かった時代。 それゆえ、オリジナリティーのあるデザインが出し易かったとも感じます。 絵の上手い、下手が如実に