本日の日銀政策決定会合での結果は概ね市場の期待に応えた部分があるものの、良く見てみるとなんだかよくわからない感じになってしまいました。 変化のポイントは大きく分けて三つ 一つ目は、短期金利のうち政策金利残高にマイナス0.1%の金利を適用、10年物国債金利がゼロ%程度で推移するようするというイールドカーブコントロール(YCC)の目標値そのものは変更しなかったが、「その際、金利は、経済・物価情勢等に応じて上下にある程度変動しうるものとし」たこと。具体的には総裁記者会見で、許容される変動幅を「従来の倍」(黒田さん)に広げたということです。また「ニマイ、ニバイ」の●八真綿ですね。 まあ、これはマーケットがある程度予想していた内容ですが、そもそもどの範囲で具体的にやるかは2016年6月にYCCを打ち出した時には公にしておらず、だから最初はまあ市場関係者は大体0.10%までだろうとかいろいろ予測して日