『保証協会融資が変る』

本年４月より保証協会付き融資が次のように変わります。 今回の改定の主旨は、 銀行も一定のリスクを取らない案件について、 以前のように保証協会は保証しないようになります。 ①信用保証のない「プロパー融資」と、 信用保証付き融資を経営の実態に応じて、 適切に組み合わせ、 信用保証協会と金融機関とで柔軟な「リスク分担」を進める。 ②業績の悪化している業種を対象とした「セーフティネット保証５号」の保証割合を、100％から80％に変更する（別枠は維持）。 この２点を見ると、金融機関のリスクがゼロではなくなるので、 従来のように保証協会枠が空いたからといって容易に、 中小企業が借入できるということは、 かなり難しくなるのでないかと思われます。 中小企業融資において、 プロパー融資は銀行の経営の効率化にならないと銀行は判断し、 保証協会は銀行のプロパー融資とのバランスを重視するわけですから、 保証協会の