東電福島第一原発近くの上空を、かぶんの増山記者が搭乗したNHKのヘリコプターが、事故後初めて飛行しました。骨組みがむき出しになった原子炉建屋や作業員の様子がはっきりと確認できます。立ち入りが制限されている原発の周辺では住民の姿が消えた町並みが続いていました。 NHKのヘリコプターは26日午前、福島第一原発からおよそ4キロの高度700メートル付近を事故後、初めて飛行しました。ヘリコプターには、かぶんの増山記者が搭乗しました。 増山記者リポート:「福島第一原発の3号機です。1号機から4号機の中でもっとも激しく壊れているのがよくわかります。建物の向こうに海が透けて見える状態です。」 撮影はこれまで原発の半径20キロだった飛行禁止区域が、上空の放射線量を測定した結果、飛行の安全性に問題はないとして半径3キロに縮小されたことから行われました。映像では水素爆発が起きた原子炉建屋の内部の様子もはっきり