私は石破茂氏が「国防」を出版した際、すぐに読んで、その感想を1月31日にJ-RCOMに投稿しました。これを書評代わりに、読みにくいところを修正して下に掲載します。ただし、ここで触れたのは基本的な事柄だけで、この本には他にも問題があります。それはみなさんで考えてみてください。 こんにちは、スパイクです。 石破茂氏の『国防』を読み終わりました。 『国防』には評価できる部分もありました。一番面白かった第七章の「自衛隊のユーザーは国民である」には、彼が防衛庁の中で行った議論が具体的に書かれており、その多くには関心をそそられました。その他の章にも部分的にそうした記述があります。 しかし、次の事柄が強く気になります。 軍事知識の誤り 難解な言い回し 理論展開の矛盾 論理展開の一面性 長所と短所をならすと、全体としてはかなりのマイナスです。もし、第七章に書かれていることが詳しく250ページ全編に