BEAR.Sunday のマニュアルでは React をフロントエンドフレームワークとしてアプリケーションを構築する例が掲載されています。 ここでは Vue.js の webpack-simple template のバックエンドを BEAR.Sunday で構築したシングルページアプリケーションを作ってみたいと思います。 動作環境 PHP 7.1 BEAR.Package v1.7.0 Vue.js v2.5.11 ソースコードは GitHub で公開しています。 本エントリで紹介しきれていない詳細は完成版のソースコードと各コミットを参照してください webpack-simple template から Vue アプリの雛形を作成する まずは、webpack-simple template から Vue アプリの雛形を作成します。 $ vue init webpack-simple ad

BEAR.SundayではTwigがデフォルトのテンプレートエンジンとして採用されており、通常の画面表示ではPageリソースはTwigでHTML表現にレンダリングされます。しかし、Ajax等でJSON形式のレスポンスが欲しい場合には、PageリソースをJSON表現にレンダリングする必要があります。 最も簡単な実装 JSON形式のレスポンスが欲しいPageリソースクラスで、RendererにJsonRendererを指定します。 namespace My\Project\Resource\Page; use BEAR\Package\Provide\ResourceView\JsonRenderer; use BEAR\Resource\ResourceObject; class Hello extends ResourceObject { /** * @param string $name