2020年東京五輪・パラリンピックに向けた訪日外国人観光客の増加を踏まえ、東京都中央区は国内屈指の商業地である同区銀座地区で、カプセルホテルの乱立を防ぐための規制を実施する方針を固めた。 地元企業や町会などが加盟する「全銀座会」から、「銀座の風格を保ちたい」との要望を受けての対応で、3月中にも具体的なルールを策定する。 規制の手法は、建築物の用途を制限する地区計画を変更し、旅館業法で「簡易宿所」に分類されるカプセルホテルなどの施設を、新たに開設できなくする案が有力。審議会に諮った上で条例改正を目指す。銀座1~8丁目の銀座の全地区が対象となる。 都市計画法を所管する国土交通省では「一定のエリアでカプセルホテルを規制する事例は把握していない」としている。
![銀座でカプセルホテル規制へ…「風格保ちたい」 : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5a7db98066f068b5dd05fe4fdb15a8b3975b39b3/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.yomiuri.co.jp%2Fphoto%2F20170111%2F20170111-OYT1I50003-L.jpg)