きろま @PseudoMatagi むろん翻訳自体に十年かかるわけじゃ無いので(確か一年くらいでした)何で十年ものあいだ翻訳企画が通らないのか、という話になりますが、「そもそも商業出版の対象ではない上に商業出版は既に限界」「学術出版も限界な上にあの界隈はゲームに冷たい」「ゲーム会社にやる気が無い」の3点ではないかと 2016-10-16 21:53:48
本書「我々は如何にして美少女のパンツをプラモの金型に彫りこんできたか」は、ぱっとタイトルだけを見ると「女の子プラモのパンツの話」のようなタイトルであり、実際にそういったプラモのデータも掲載されています。しかし、データだけではなく、著者・廣田恵介さんが思春期に出会った「うる星やつら」のヒロイン・ラムのプラモデルを軸として、当時15歳の廣田さんはいかにしてこの因縁に囚われることになったのかという人生を追いつつ、そもそも誰がこのプラモデルにパンツをモールド(型として作ること)しようとしたのか、プラモデル界で美少女のパンツとはどういった存在だったのか、当時を知る人々にインタビューして事情を調べ上げた一冊です。 この本はいかにしてできあがったのか、そして廣田さんはこの本に何を込めたのか、本人にお会いしていろいろな話を伺ってきました。なお、話題の中に出てくるプラモの多くは書籍内に写真が掲載されています
2012年1月31日(火)、コラボレーション・ルーム3で「フランス第三共和政期とイメージの氾濫——1880–90年代の芸術家とポピュラー・イメージ」と題したセミナーが開催された。
※以下の書誌は「イメージ研究の再構築」が、あくまで関連する授業やイベントの参考となるよう作成したものです。したがって網羅的ではありませんのでご承知おきください。 2009年度秋学期 大学院三浦ゼミ 基本文献 [メタ・イメージ] André Chastel, « Le tableau dans le tableau », in id., Fables, Formes, Figures, Paris, Flammarion, 1978, pp. 75-98.(翻訳:アンドレ・シャステル「絵の中の絵」『西洋美術研究』第3号) Pierre Georgel et Anne-Marie Lecoq, La peinture dans la peinture, Paris, Adam Biro, 1987.(書評:『西洋美術研究』第3号) Victor I. Stoichita, L’Instaura
門眞妙さんの絵画についての短いテキストを書きました。 このテキストは中国語に翻訳され、今月台北でおこなわれるアートフェア「Young Art Taipei」で、門眞さんの作家紹介のようなかたちで公開されるそうです。 門眞さんの出品作品は、4月3日(金)から新宿眼科画廊にておこなわれる上記アートフェアのプレビュー展でも見ることができますので、ぜひともご覧ください。 「preview of YAT」展 LEE KAN KYO / MIRAI / 町田ひろみ / 門眞妙 http://www.gankagarou.com/sche/201504previewofyat.html 以下、執筆したテキストの日本語版を掲載します。同世代の作家について書くのはとても楽しい経験で、またこういう機会があれば良いなと思っています。 そのたびごとにただひとつ 門眞妙の絵画について 門眞妙は「風景」と「少女」をく
■同一化技法という造語から 「主観ショット」という映画用語がある。また、漫画論の世界では「同一化技法」という言葉がある。 主観ショットとは、Point of View(視点)ショットとも呼ばれ、略して「POVショット」もしくは単に「POV」とも呼ばれている。カメラが映す映像を「登場人物の視点から撮影したもの」として見立て、登場人物の視線の向きを、観客の視線とほぼ一致させることのできるカメラワークを指す。そして主観ショットの効果を生み出すような演出は、(登場人物と観客の視線を同一にすることから)「同一化させる」などと説明される。 一方、同一化技法とは、漫画研究家である竹内オサムがその著作(『マンガ表現学入 門』など)の中で提唱した言葉であり、映画の技法を漫画に援用したものだと定義されている。しかし、映画用語の中には「同一化」という言葉こそあれ、実は「同一化“技法”」という言葉は見かけられない
出典 【キーワード】社会学、ヨーロッパ近代史、言説分析、20世紀以降のメディア、視覚文化、社会理論、個人と社会の関係を考える、戦後社会論、記号の系譜学
HOMEへ戻る 「高畑勲論」トップへ戻る 現実の時間を尊重し、演技主導型をつらぬく 高畑勲演出の技術考 文責/叶 精二 ※以下の文章は「CGWORLD/2004年7月号」(2004年7月1日/ワークスコーポレーション発行)に掲載されたものです。 現実の時間の流れに逆らわず、人間の機微を表現する。一見、簡単そうに聞こえるが、アニメーションで表現するには難しい、誰もがさけようとする表現方法だ。しかし、高畑勲監督はあえて現実の時間にそった演技プランを立て続けている。現実の時間に根をはった演技主導型をつらぬく高畑監督の演出とはどんなものだろうか。 ●基本は全編固定カメラ、長回し、緻密な演技プラン 1999年6月29日、『ホーホケキョ となりの山田くん』の完成打ち上げパーティで、高畑勲監督はスタッフを労い、壇上から次のように語った。 「この映画が当たろうが当たるまいが、人が一人も来なくたって、アニメ
スクリーン screen 映画の画像が投影される平面 しばしばテレビ画面のこともスクリーンとよばれる シルバー・スクリーン 劇場で使われている映写用のスクリーン 表面に金属粉を塗布してあり、スクリーン全体均等に色を再現する 銀幕 マルチ・スクリーン マルチイメージ multiple image 同じスクリーンにいくつかの映像が隣り合って上映される スプリット・スクリーン split screen フレーム内でオーバーラップされていない2つ以上の映像 スーパー superimposition 特殊効果で、ひとつの映像に別の映像を重ねること 粒状性 grain フィルムの質感 解像度 ラチチュード latitude フィルムの露光の度合い ルック 撮影監督によって作り出された映画の画調 カット cut 映像から映像への転換、ひとつのカメラで撮影したフィルム部分 ショット フレーム f
読書メモとして Jonathan Crary, 榑沼 範久訳 1999 「近代化する視覚」, Hal Foster 編『視覚論』, 平凡社 カメラ・オブスクーラにもとづく視覚のモデルは、歴史的に限定されたものであり、19世紀前半には、この視覚を可能にする観察者(Spectator)の概念が崩壊した。 カメラ・オブスクーラにもとづく視覚のモデル カメラ・オブスクーラ以前の視覚モデルは、暗い部屋に穴を通して差し込んだ光が映す世界の倒立像との関係で語られる経験的なモデルであった。このモデルはカメラ・オブスクーラが構造的・光学的に構成した知と観察主体の編成によって書き換えられることになる。 カメラ・オブスクーラは、外部の世界と内部の表象との対応を保証する装置であり、世界に対する絶対確実な視点を与える。ロックやデカルトにおいて精神は、知覚的感覚をその内部で観察する空間である。しかし人間の視覚には、不
日本のインターネット広告の歴史 1996年頃~ バナー広告(純広告) 1996年4月、商用検索サイト「Yahoo! JAPAN」がサービスを開始 1996年6月、「電通」と「ソフトバンク」の合弁によるインターネット広告を専門に扱う広告代理店「サイバー・コミュニケーションズ」設立 1996年7月、「Yahoo! JAPAN」がバナー広告の取り扱いを開始 その後、「インフォシーク」、「goo」などの検索サイトを始め、朝日新聞、日本経済新聞などのWebサイトがサービスを開始 メール広告 数行程度のテキストメール広告からスタート メールマガジン発行サービスが誕生し、メルマガのヘッダーやフッターに広告文を挿入するサービスを提供 1999年頃~ アフィリエイト広告 世界初の成果報酬型インターネット広告 1996年のアメリカで誕生、Amazon.com「アソシエイトプログラム」が世界初のアフィリエイトプ
記事のような広告 〜ネイティブ広告〜 12月4日 14時20分 急成長を続けるインターネット広告。今、スマートフォンの普及で大きく変わろうとしています。画面が小さく閲覧時間も短いスマートフォンでは、これまで主流だったバナー広告やディスプレイ広告がユーザーから“素通り”されてしまうケースが増えているからです。 スマートフォンでも見てもらえる広告とは何なのか。今、ネットメディアが注目しているのがネイティブ広告です。 (ネット報道部 片山大介記者) 去年5月に日本版がスタートした「ハフィントンポスト」。政治や経済だけでなく、働き方や子育てなどの身近なニュースを分かりやすく掲載し、若い世代を中心に人気を集めています。 例えば、ことし8月に掲載されたこちらの記事。女性が社内の管理職の4割を占める企業の経営者にインタビューし、女性の能力を生かすためのノウハウなどについて伝えています。 実は、こ
立教大学アメリカ研究所は立教大学における最初の研究所として1939年に設立され、翌1940年から実質的な活動を始めました。アメリカ研究の機関としても、日本で最初の研究所です。設立以来、当研究所は定期刊行物の発行、研究会や講演会の開催、さらに図書の収集・公開を通して日本におけるアメリカ研究を支援しています。所員は立教大学に所属する教員によって構成されており、アメリカ及び日米関係を変貌する国際社会の中で総合的に捉え、研究者だけでなく一般の方々にも届く声で伝えるよう、積極的にイベントの開催や紀要『立教アメリカン・スタディーズ』の発行に取り組んでいます。 Founded in 1939, the institute is the oldest one in Japan devoted to American Studies. Since then it has continued to promo
伊藤剛×加治屋健司「美術からマンガを見る/マンガから美術を見る――『マンガを「見る」という体験』刊行記念対談」 @GoITO @kenji_kajiya 当日券は3100円 (1ドリンク付き)です。ゲンロン友の会会員証または学生証のご提示で2600円(1ドリンク付き)になります。友の会会員限定席を複数予約される場合は、お連れの方が会員でなくても結構です。お席はチケットの申し込み順ではなく、当日会場にご来場頂いた順にご案内致します。開場は開演1時間前の18時となります。【イベント概要】 鈴木雅雄編『マンガを「見る」という体験』(水声社)は、マンガ表現論と美術批評をクロスオーバーさせた連続討議を論集にまとめたものです。ともすればそれは、マンガと美術の接点をさぐるといったものととらえられますが(その見方も間違いではないにせよ)、むしろ「マンガ」と「美術」を同じテーブルのうえで扱うことで、私たちの
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