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ブックマーク / classingkenji.hatenablog.com (14)

  • 池袋「SCHMATZ」 - 橋本健二の居酒屋考現学

    池袋にドイツビールを飲ませる店ができたと聞いて、行ってきた。西口と東口の両方にあるが、私が行ったのは西口の方で、ルミネ池袋の九階。都内に十数店舗あるチェーンらしい。 テーブルに通されて、ビールのメニューを眺めてみる。ビールは七種類で、ヴァルドリング(エクスポート)、プリンツィンガー(ピルスナー)、ビットブルガー(ビルスナー)、フェルンベー(ペールエール)、ヘルツ(デュンケル)、ハッフェッンストッフ(ポーター)、そして時々変わるおすすめビール(この日はサッポロのエーデルピルスとのこと)。値段はグラスで六五〇円から八五〇円なのだが、一二〇分飲み放題が二五〇〇円だというから、これにするしかない。 まずは、ビットブルガーから。飲みながらビールの説明書きを読むと、「新鮮なドイツビールを提供するため、ドイツビールの伝統製法をよく知る日国内のブルワリーと提携」して作っているとのこと。ビットブルガー以外

    池袋「SCHMATZ」 - 橋本健二の居酒屋考現学
  • 楽酔 久ばら - 橋本健二の居酒屋考現学

    この店のことは、以前から聞いて知っていたのだが、開店から一年ほど経ったこの日、初めて訪問した。姫路の名酒「龍力」で働いていたというご主人が、お連れ合いと二人で始めた日酒の店である。 龍力といえば「米のささやき」だろうけれど、逆にいえばこれしか飲んだことがないという人は多いのではないか。この店には、龍力が十数種類も揃っている。もちろんそれだけではなく、全国各地、数十種類の日酒があって、どれを飲んでも間違いがない。この日いただいたのは、「龍力 純米吟醸山田錦・無濾過氷温貯蔵生」「宝剱 純米吟醸八反錦」「木内 純米吟醸・生酛絞りたて生原酒」「川鶴Advance」など。料理は、酒に合う、いろいろ工夫されたものが揃っている。 この日、店に来たお客さんたちは、みんな日酒好きで知識もあり、池袋の居酒屋話などで大いに盛り上がった。日酒好きなら、ぜひ訪れてみたい店である。(2017.2.26) 豊島

    楽酔 久ばら - 橋本健二の居酒屋考現学
  • 「やきとんひなた 池袋東口店」 - 橋本健二の居酒屋考現学

    「やきとんひなた」に、池袋店ができたので、開店の2月11日に行ってみた。場所は東口で、ビックカメラ店の裏通りを、文芸座の前を通り過ぎて突き当たったところ。大きな店だ。厨房を取り囲むカウンター席が12席ほどと、一人客から大人数のグループまで対応できる大小のテーブル。詰めれば百人近くは入れそうだ。満を持して開店した、「やきとんひなた」の旗艦店といっていいだろう。 メニューは「焼きとんひなた」の路線を踏襲しているが、場所柄からか、一人用の小さな刺身盛り合わせなど、一部の廉価メニューは省略されているようだ。日酒も充実。この日のラインナップは、「豊香」「村祐」「乾坤一」「賀茂金秀」「仙禽」「陸奥八仙」「花陽浴」「鳳凰美田」と、気合い十分。 開店日というのに、ほぼ満員。オペレーションには、まだスムーズでないところがあり、わざと席を詰めずに客を座らせていたようだが、それでもてんてこ舞い。しかし経験豊

    「やきとんひなた 池袋東口店」 - 橋本健二の居酒屋考現学
  • 「立ち呑み割烹 そら」 - 橋本健二の居酒屋考現学

    池袋に最近できた、立ち飲みの店。立ち飲みといっても、ちゃんとした日料理を出す「立ち呑み割烹」である。 まずお通しは、小さな茶碗蒸しと、マグロのカルパッチョで、見た目も品がよく、美味しい。ビールは、プレミアムモルツで、ピルスナーグラス四五〇円。日酒は「蒼田」という、ちょっと珍しい福岡の酒を置いている。いい酒だ。純米大吟醸一三〇〇円、純米吟醸七〇〇円、特別純米六〇〇円、醸造五〇〇円というラインナップで、四種利き酒セットが九〇〇円。利き酒セットを飲んでみたが、四つは共通の味ながらかなり性格が違っていて面白い。私は、特別純米がいちばん気に入った。 活あわびバター焼き一六〇〇円などというメニューもあるが、たいがいの料理は七〇〇円まで。驚くほど安いわけではないが、十分リーズナブルである。立ち飲みといっても、半分以上の客は座れるだけの椅子があり、実際、たいがいの客は座って飲んでいる。座れるのをわ

    「立ち呑み割烹 そら」 - 橋本健二の居酒屋考現学
  • 「魚串 さくらさく」 - 橋本健二の居酒屋考現学

    この日、神田の二軒目はこの店。老舗居酒屋にも惹かれたが、何となく美味い日酒気分だったので、メニューをみて入りたくなった。 いい日酒を揃えている。しかも、安い。飛露喜、作、寫楽、醸し人九平次、春鹿など、みんなグラスで四九九円、一合でも七九九円である。メイン料理の魚串は、鯖、ホッケ、鮭、マグロほほ肉などを串に刺して焼いたもので、一夜干し、タルタル、ねぎま、西京漬けなど、味付けはさまざま。いずれも日酒に合い、一五〇円から二八〇円。あとで調べてみると、一五店ほどあるチェーン店。こういう若者にも抵抗感のないチェーン店で、いい日酒を出すというのはたいへん良いことだ。ぜひ、若者たちに日酒の味を伝えていってほしいものである。 写真は失敗作だったので、店のHPから拝借した。(2013.8.29) 千代田区内神田内神田3-9-8 神栄ビル1階 17:00〜23:00 日休

    「魚串 さくらさく」 - 橋本健二の居酒屋考現学
    DecoyMaker
    DecoyMaker 2013/10/03
    歌舞伎町や中野にも店舗あるな。チェックしとこ。
  • 会津東山温泉「新滝」 - 橋本健二の居酒屋考現学

    大河ドラマが評判ということもあり、一泊二日で会津へ。福島県は何度か行っているが、いずれも仕事で郡山と福島市へ行っただけ。会津は今回が初めてでだ。 泊まった宿が、ここ。夕は「遊仙」という館内のレストランでいただく。「創作会津伝統郷土料理」と称し、にしんの山椒漬やこづゆなどの伝統料理の合間に、地野菜をラタトゥーユ風にして和風の出汁に浸すなど、洋の要素も取り入れた料理が続く。メインは、牛肉の陶板焼き。 地酒が多いのがうれしい。会津中将、宮泉、国権、写楽、花春、奈良萬、栄川、風が吹く、など。値段は六〇〇円から九〇〇円が中心と、温泉旅館にしてはリーズナブル。すっかり堪能して、大満足の夕だった。(2013.7.28) 会津若松市東山町湯寺屋敷43

    会津東山温泉「新滝」 - 橋本健二の居酒屋考現学
    DecoyMaker
    DecoyMaker 2013/09/06
    この前利用した宿な気がする
  • 2013-06-12 - [西武線沿線]富士見台「くろちゃん」

    授業のあと、どこで飲もうかと少し考えた末、まだ行ったことのないこの店へ。富士見台の駅を降りて東南方向へ少し歩き、区界を越えて中野区に入った場所だ。 この店の店主は、野方の「秋元屋」、中野の「石松」と、二大名店で修業したという人物。秋元屋系ということで味噌だれで注文してみたところ、「石松」流に注文を受けてから肉を切り、串に刺し始める。焼き上がった串焼きは、味噌だれとはいっても「秋元屋」に比べると唐辛子もニンニクも控えめの薄味。ある客がタンモトを注文したところ、居合わせた客も便乗して「ぼくも」という。そこで「私も」と便乗。こういうところなど、むしろ「石松」に近い店といっていいだろう。次に注文した品は、時節柄詳細は省くが、エッジの立ったきれいな形ですっきりした味。沿線といえども、なかなか行けない場所だが、たまには寄ってみたい店である。 ちなみに、客と主人の間でこんな会話が。 「『古典酒場』って雑

    2013-06-12 - [西武線沿線]富士見台「くろちゃん」
  • 「三太郎」 - 橋本健二の居酒屋考現学

    立教大学の近くで見つけた店。日酒が充実していて、メニューには数えるのが嫌になるほど、旨い酒が並んでいる。而今、川鶴、十四代、花陽浴、獺祭、などなど。酒の価格はきわめて良心的で、七勺で四〇〇−五五〇円が中心。獺祭の三九ですら九〇〇円だ。料理はおでんがメイン。刺身は一−二種類だけだが、素晴らしいカツオを置いていた。漬け物や珍味系など、酒の肴が多い。 開店は昨年の九月とのことだが、早くも満員盛況に近い客の入りだ。予約客も多く、固定客をつかんでいるようだ。難点は、メニューにある酒の品切れが多いこと。注文した酒の、半分ほどは品切れだった。メニューにない酒も何十種類かあるとのことで、たくさん揃えていることに変わりはないのだが、ちゃんとメニューそのものを更新すべきだろう。もっとも、その日のおすすめを頼んでおけば、間違いのない店ではある。写真は、別の日に撮ったもの。(2013.5.7) 豊島区西池袋3-

    「三太郎」 - 橋本健二の居酒屋考現学
    DecoyMaker
    DecoyMaker 2013/05/30
    おでんと日本酒
  • 所沢「百味」 - 橋本健二の居酒屋考現学

    今日は研究室の引越しで、まず武蔵大学へ。荷物の搬出を終えて、所沢キャンパスへ。 書籍がたくさんある引越しの場合、の配列がでたらめになるのを覚悟で梱包と開梱を業者に任せるか、それとも疲労困憊するのを覚悟で自分でやるか、思案のしどころだ。今回の引越しでは、自宅の方は前者、研究室の方は後者とした。自宅の方はが多すぎで、とても一人では処理しきれないが、研究室の方は何とかなるだろうという判断である。それでもはかなりあるので、作業を終えたのはもう六時半過ぎ。そこから所沢へ飲みに行くことにする。 繁華街をひととおり回ってみたが、チェーン店が多く、めぼしい店がなかなか見つからない。二周目に入って、地下にあるのを見つけたのが、この店である。 まさに、大衆酒場だ。六人掛けテーブルがずらりと並び、フロアを取り巻く長い座敷にも同じような大きさのテーブルが並ぶ。六人掛けテーブルには一人客が多く、一卓に三人ほど

    所沢「百味」 - 橋本健二の居酒屋考現学
    DecoyMaker
    DecoyMaker 2013/04/30
    行きつけの店です
  • 転任のお知らせ - 橋本健二の居酒屋考現学

    11年間勤めた武蔵大学を退職し、4月から早稲田大学人間科学学術院(所沢キャンパス)に勤務することになりました。これからは、西武線沿線と池袋に力を入れていこうかと考えています。今後ともよろしくお願いいたします。

    転任のお知らせ - 橋本健二の居酒屋考現学
    DecoyMaker
    DecoyMaker 2013/04/03
    おお、西武線沿線の飲み屋情報源が増える!所沢の百味がそのうち報告されそう。
  • 「日本酒スタンド 酛」 - 橋本健二の居酒屋考現学

    この日は、雑用を済ませてから新宿へ。まずは南口のかつてのドヤ街あたりを散策。そのあと、日曜日でもやっている日酒の店はないかと考えて、思い出したこの店へ。ビルの地下一階で、細い通路に酒林が下がっている。コの字型カウンターの立ち飲み形式で、奥に厨房があり料理人が一人。そしてカウンターの中には、利き酒師だという女性が一人。 いい酒を揃えている。天明、川鶴、花陽浴、遊穂、而今などなど。飲み出すときりがない。しかし小さめの日酒グラスで出してくれるから、値段はリーズナブルで、一人でもいろいろ飲める。日酒に合うよう考えられた肴も揃っている。来ている客には、根っからの日酒好きといった感じの人が多く、穏やかに酒を味わっている。駅から少し遠いが、足を伸ばす価値は充分にある。(2013.2.10) 東京都新宿区新宿5-17-11 月〜金15:00〜23:30 土日12:00〜21:00 祝休

    「日本酒スタンド 酛」 - 橋本健二の居酒屋考現学
  • 「えんざ」 - 橋本健二の居酒屋考現学

    池袋を歩いていて初めて存在に気づき、入ってみた。大きな繁華街には、まだまだ見落としがある。店名は「円座」だろうか。店頭に「加賀屋」と関係があるようなことが書かれていた。 なるほど、加賀屋だ。もつ焼きともつ煮込み鍋を中心に、刺身や焼き魚、揚げ物、おでん、麺類など幅広いメニュー。日のおすすめ「鱈の昆布〆」は、しっかり締めた分厚い身がたっぷり盛られて五八〇円とお得。日酒は種類は少ないものの「〆張鶴」「黒牛」「獺祭」「臥龍梅」といいところを揃え、しかも大きめのグラスに一杯六〇〇円は立派。加賀屋系はアサヒが多いが、ここはサッポロなので、一杯目のビールも心配ない。 普段使いに良さそうな店を見つけた。また来ることにしよう。(2012.10.16) 豊島区東池袋1-20-5 七富久ビル2F 16:30〜23:30(ランチあり) 日休

    「えんざ」 - 橋本健二の居酒屋考現学
    DecoyMaker
    DecoyMaker 2012/11/08
    池袋Vivoと同じビルか。おぼえとこ。
  • 江古田「笑雲」 - 橋本健二の居酒屋考現学

    江古田にいい店ができたと噂には聞いていたが、なかなか行く機会がなかったのが、この店。今日は大学の酒好きの集まりで、初めて行くことができた。ビルの二階にあり、テーブルが三つとカウンター八席くらいだろうか。白木中心のインテリアで、照明の具合も悪くない。 酒の品揃えが、なかなかよい。酔鯨、明鏡止水、会津中将、英君、仙禽など十数種類で、純米吟醸クラスのものが多い。人数が多かったので、めぼしいところはすべて飲んでみたが、コンディションも上々だった。料理は上質の日料理で、値段もリーズナブル。手のかかった料理もいいが、鰹、〆さば、平目、みる貝、蝦蛄、サーモンと彩りも鮮やかな刺身盛り合わせ、茗荷、蕪、いぶりがっこなど七種類の漬け物盛り合わせが、彩りもよく素晴らしかった。江古田駅の南口から徒歩一分の場所にある。(2012.6.1) 練馬区栄町1-10 菊屋第2ビル2F 17:00〜23:00 水休

    江古田「笑雲」 - 橋本健二の居酒屋考現学
  • 下北沢「千真野」 - 橋本健二の居酒屋考現学

    家の近くに、こんな店があるとは知らなかった。岩手県のホームページからたどり着いて見つけたのが、この「千真野」。岩手県千厩町出身のご主人が、五年前に開いたという店である。 メニューには、南部地鶏、門崎牛、佐助豚、岩手鴨など、岩手の材が並ぶ。酒も、菊の司、七福神、鷲の尾など。珍しいのは「よ右衛門」という花巻の酒で、華やかな香りと強い風味が特徴。海老とウドのぬたは、ネギの青みと海老の赤が見事に調和した美しい一品。鰹の刺身には、行者ニンニクを刻んでタレに漬け込んだ薬味が添えられ、これが素晴らしい相性だ。門崎牛のたたきを頼んだら、その場で焼いたレアステーキ風のものを薄く切って出してくれた。色も美しく、たいへんおいしい。 酒は岩手以外の東北各地、そして全国の有名どころを置いている。伯楽星、梅の宿、龍力、貴、磯自慢など、なかなか見事な品揃えである。ワインも、手頃な値段のいいものを置いている。下北沢の北

    下北沢「千真野」 - 橋本健二の居酒屋考現学
    DecoyMaker
    DecoyMaker 2011/05/27
    行ってみたい
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