[Android][iBeacon] Android Beacon Library パラっと解説 その5 [バックグラウンド領域監視]
昨年末〜今年初めにかけて一世を風靡した iBeacon ですが、なんというか、本来期待されるべき方向ではない方向で期待され、「不当に」ガッカリされることが多いような印象を受けます。 「コンテンツを内部に保持して直接配信することはできない」 「双方向通信はできない」*1 「距離はあてにならない」 「検出できたりできなかったりする」 「ビーコンのバッテリーが意外ともたない」 などなどなどなど。 で、個人的にはこういうガッカリは、「BLEをどのように利用することでiBeaconという領域観測サービスが実現されているか」を理解していれば、そもそもそういう期待は方向性違いであると気付けたり、何らかの改善指針を持てたりする部分があるなぁと感じてまして、本記事では「iBeacon と BLE」にフォーカスして書きたいと思います。 なお、本記事は 「Bluetooth Low Energy Advent
Android x iBeacon こんにちは。こむろです。札幌は今日は猛烈に雪が降っていました。割と落下速度の早い雪だったので気温は高いような気がします。 先週末の円山公園の様子。 今回はAndroidです。Android + iBeaconという、闇の組み合わせに対峙するための武器として使えそうなAndroid Beacon Libraryというライブラリの紹介を"炒飯を強火で炒めるがごとく"「パラっと」します。 Android Beacon Library Android Beacon Libraryとは、BLEを利用して動作するビーコンの信号を、Android上でiOSと同じような機能で検出することができるようにするためのライブラリです。 もろもろ準備は必要でで手間がかかりますが、使いやすくiBeaconもそれなりに簡単に検知できるのですが、何故か日本語の情報があまりなかったため、
Googleは、ビーコン技術に同社らしさを取り入れた、オープンソースでクロスプラットフォームなビーコン規格「Eddystone」をリリースした。 この形式は、Appleの技術「iBeacon」と直接競合する。iBeaconは、Appleが2年前に導入して以来、ビーコン関連の多数の取り組みにおける基盤となっている。 ビーコンは、さまざまな企業によるモバイルマーケティングの取り組みに使用されている。小型で安価なこのハードウェアは、送信機のように機能し、携帯端末上のアプリとデータを交換してユーザーの位置を特定する。ユーザーがアプリを有効化していて、その端末が近くにあることが確認された場合、企業は自社のストア内ビーコンによって、さまざまな種類のマーケティングキャンペーンを仕掛けることができる。 しかし、GoogleはEddystoneで、iBeaconの主要な障害の1つを最大の差別化要素にしようと
[Android][iBeacon] Android Beacon Library パラっと解説 その3 [BeaconParser] こんにちは。こむろです。前回の続きです。簡単な領域監視の実装まで完了していましたが、うまく動きませんでした。それを解決していきます。 BeaconParser うまくビーコンを検知しない理由は、iBeacon用にParserが設定されていないためです。 ビーコンの情報は単なるデータの列であるため、予め定義された形式があります。元々Android Beacon LibraryはAltBeacon用に開発されているライブラリです。そのため、デフォルトのParserの設定は、iBeaconを対象としていません。これをiBeacon用のものに書き換えてやる必要があります。 そのキーワードになるのが BeaconParser クラスです。 A BeaconParse
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