ある晴れた雪上がりの朝 森の片隅でカカオがチョコレートのお店を出していました。 白こんこんはちょっと迷って こんこんにチョコをあげようと思いました。 こんこんはチョコを見てどんな顔するだろう。 いまさら改まった贈り物なんて・・・ どうなんだろう ・・・ なんて考えながら橋をわたっていたら ・・・チョコレートは白こんこんの手からすべり落ちてしまいました。 流れは速く 白こんこんは 走りました はしって走って走る 白こんこんを まるで待つかのように ・・・チョコレートは川の淵に引っかかっていました。 ・・・・・・・・・。 白こんこんがこんこんのもとにたどり着いたのは 星が輝き こんこんが大きなあくびをしはじめる頃。 こんこん・・・はい これ (ああ、よかったあ)・・・白こんこんはそんな風に思いました。 ・・・