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2008年8月20日のブックマーク (3件)

  • ケータイ小説『闇夜(やみよる)』14 - 村上F春樹

    「唐突にこんなことを言っても、戸惑ってしまうのは当然かもしれません」 運ばれてきたボルシチに手をつけないまま、オマンコーノフは続けた。 「あなた方の苦境は、存じ上げています――かつて豊かな農業地帯、米所と呼ばれた東北の地は、いまや例年厳しくなる減反政策のおかげで軒並み休耕状態。荒れ果てた農村は捨て置かれ、無人の太陽光発電所だけが運用されている。しかも、そこで発電されている電力のほとんどが関東地方の大都市に送られているのでしょう?もはや東北は産業もなく、人が住むところではなくなっていると聞いています。そのような土地を治めるあなた方の虚しさを私は十分理解しているつもりです。今日私が、こんなところまであなた方を呼んだのは、私がその状況を変える手段を提供するためです」 そこで岩手県知事、伊藤政則はボルシチを口に運ぶのを止めた。そのおかげで給仕たちはやっと忍び笑いをするのを止めることができた。伊藤が

    ケータイ小説『闇夜(やみよる)』14 - 村上F春樹
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    Delete_All 2008/08/20
    タイゾー!
  • アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ『狼の太陽』 - sekibang 1.0

    狼の太陽―マンディアルグ短編集 (白水Uブックス)posted with amazlet at 08.08.19アンドレ・ピエール・ド マンディアルグ 白水社 売り上げランキング: 47358 Amazon.co.jp で詳細を見る 生田耕作の訳文が妙に恋しくなってフランスの作家、アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグの短編集『狼の太陽』を読む。「狼の太陽」とは何か、の冒頭には「狼たちの太陽――月」と書かれている――月は何を示しているのか、それは「狂気」だ、ってわけで狂気が目一杯に詰まった怪奇的幻想小説だった。幻想小説の類は、結構苦手とする分野なんだけれども、これは「悪夢度」がハンパではなくて(正直言ってボルヘスよりもすごいと思った)ドキドキしながら読まされてしまった。生田耕作の訳文も素晴らしい。日語でこれだけ禍々しい感じが出るのであれば、原文はどういう風なんだろう、と興味を持たせてく

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    Delete_All 2008/08/20
    引用部分だけ読んで全部読んでみたくなった…。ほっこり×ホラー乙一みたいな感じを勝手に想像。
  • 由美ちゃんへ

    由美ちゃんへ

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    Delete_All 2008/08/20
    早くこっち(予備役)に来いYO!勃たないと楽だZE!/もう実戦に戻れそうにないけどNE!