新しい上司:イントロ - たけみたの脱社会学日記 新しい上司:第一節 - たけみたの脱社会学日記 新しい上司:第二節 - たけみたの脱社会学日記 新しい上司:第三節 - たけみたの脱社会学日記 id:takemitaさんによるルーマン私訳シリーズより1962年の『新しい上司』が公開されています。『行政学における機能概念』についての感想*1のときにもチラッと書きましたが、『新しい上司』は具体的な事例について記述がおこなわれているとても取っ付きやすい論文で「ルーマンって、こんな議論もしていたんだなあ」というのが驚きでした。最初の問題提起としては「人事異動で新しい上司がやってくると、組織の生産性が一時的に落ちたりするよね。でも、それってなんでだろう?」なんていうのが掲げられていて、スッと入り込める感じ(なにせ、会社員だから自分の例と照らし合わせることができるしね)。 社会にはいろんな役割があって