日本病院会(相沢孝夫会長)は11日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、需要喚起策「Go To」キャンペーンの「即刻中止」などを国に求める声明を発表した。 【グラフ】新型コロナウイルス 都道府県別感染者数・死者数 声明では「医療現場では、今でも重症者らの診療を必死に行っているが、感染拡大がこのまま続けば、医療崩壊は必至だ」として、拡大防止を最優先に取り組むよう要請。「Go To」キャンペーンについては、「一時的中止を求めるもので、感染制御がされた後の再開を妨げるものではない」と強調した。
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新型コロナウイルスの感染対策を助言する厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」(座長=脇田隆字・国立感染症研究所長)は10日、政府の対策について「早期に取り組んだ地域で一定の効果をあげているものの、全体として必ずしも成功しているとは言いがたい」との認識を示した。政府の新型コロナ感染症対策分科会(会長=尾身茂・地域医療機能推進機構理事長)は11日に感染者が急増している地域で忘年会、新年会、成人式などをオンラインで開催するよう提案する方向で、年末年始の感染拡大に危機感を募らせている。 専門家組織は10日夜の会合で、過去最多の水準で感染者数の増加が続いており、「医療提供体制が相対的に弱くなる年末年始が近づいており、緊張感を持って対応することが求められる」と指摘。北海道や首都圏、関西圏、中部圏に加え、広島県、高知県、福岡県を挙げて「これまで大きな感染が見られなかった地域で拡大の動きがみられる
感染再拡大、旅行が原因 英、遺伝子解析で結論―新型コロナ 2020年12月10日20時34分 英スコットランド自治政府のスタージョン首相=8日、エディンバラ(AFP時事) 【ロンドン時事】英スコットランド自治政府のスタージョン首相は9日の記者会見で、今夏以降の新型コロナウイルスの感染再拡大は旅行が原因だったと発表した。英科学者チームがウイルスの遺伝子配列を解析した結果、夏季の旅行によって英国内外からウイルスがスコットランドに持ち込まれたと結論付けた。クリスマス休暇を前に、不要不急の旅行の自粛を住民に改めて呼び掛けた。 日本、脱コロナは22年4月 ワクチン接種出遅れ―英調査 感染拡大中の日本では、政府が推進する観光支援策「Go To トラベル」をめぐり、菅義偉首相が「感染拡大の主要な要因とのエビデンス(証拠)は存在しない」と主張している。スコットランドの調査結果は日本の議論にも一石を投じる可
全国で9日新たに確認された新型コロナウイルス新規感染者は2803人に上り、過去最多を更新しました。特に深刻な北海道旭川市には、陸上自衛隊から災害派遣された看護官らが到着しました。これまで197人の感染が判明し、半分ほどのスタッフしか残っていないという吉田病院には、5人の看護官らの力が加わります。 先月7日にクラスターが発生した吉田病院は25日、旭川市に自衛隊派遣要請を北海道に求めるよう訴えました。旭川市はすぐに道と協議したものの、要請は見送られました。そして今月2日、今度は道から市に派遣の必要性を尋ねる連絡がありましたが、市は断っていました。市内からの応援で看護師を賄える、と判断したといいます。 西川将人旭川市長:「その当時は、市医師会にも看護師を応援してほしいということをお願いして、まだまだそういう部分では非代替性という部分で、看護師を確保することは可能だという判断はありました」 しかし
新型コロナウイルスへの対応をめぐり、政府の分科会の尾身会長は、「GoToトラベル」について東京などステージ3相当に該当する地域については、運用を一時停止すべきとの考えを示しました。 立憲民主党・山井和則議員「東京は高齢者や基礎疾患の方だけではなく、少なくともGoToいったんとめるということをすべきではないですか」 政府の分科会・尾身会長「今の時期、感染の今、この状況を打開するためには、GoToを含めて人の動きあるいは接触を控えるべき時期だと思っております」 GoToトラベルについて尾身会長は、ステージ3相当に該当する地域については、東京も含めて一時停止すべきとの考えを改めて示しました。 また、政府がGoToトラベルを延長することについて、「(新型コロナを)しっかり抑えて下火にしてから国民の理解を得てやる方が経済的にも影響がある」と指摘しました。
他の専門職と共に、看護師や患者らの心理的な支援に取り組む曽根さん(11月2日、東京都新宿区の国立国際医療研究センターで) ■待遇不十分 周囲から差別 新型コロナウイルスの流行が長期化する中、感染患者のケアに疲弊した看護師ら病院職員の退職が相次いでいる。感染の危険と隣り合わせの過酷な労働環境下で、十分な待遇もなく、周囲から差別されたことなどが背景にある。30人以上が退職した病院もあり、職員のサポートが急務となっている。 【写真】どんぐり山の「トトロ」新しく…スギの葉、軽トラ17台分 ■■極度の緊張 「いつ自分も感染するかと常に緊張を強いられ、負担が重かった」。コロナ患者を受け入れる北日本の総合病院を8月に退職した40歳代の看護師の女性はこう振り返る。 女性は保育園児の息子の子育てのため10年以上勤めた診療所を辞め、4月に勤務の調整がしやすい大病院に転職した。非正規の看護職で外来に勤務していた
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東京都内の新型コロナウイルスの入院患者が6日までの3日連続で過去最多を更新したことについて、東京都医師会の猪口正孝副会長はNHKの電話インタビューに対し、新規の入院患者が一気に増え、医療機関にとって相当な負担になっているという認識を示しました。 この中で猪口副会長は「1週間たたないうちに200人増えている。数の多さはもちろんだが、増え方が急速であることに注目したい。入院する際の1日目は手続きや診断、さらに治療の開始と多くの手順が必要で、とても重要だ。そのため、新規の入院患者が一気に増えるということは、医療機関にとって相当な負担になっていると思われる」と話して危機感を示しました。 また、都が確保した病床に占める入院患者の割合が6日時点で70%を超えたことについて、「もともと入院をうまく回すためには、病床の占有率を100%にすることは考えられず、85%の占有率で回すほどの余裕がないと対応できな
東京都内の新型コロナウイルスの入院患者は、6日までの3日連続で過去最多を更新し、7日、初めて1800人を超えました。都が確保した病床に占める入院患者の割合は6日時点で70%を超え、これまでで最も高かった夏のいわゆる「第2波」の時の71.3%に迫っています。 東京都が入院患者の正確な人数を公表するようになったのはことし5月12日で、いわゆる「第1波」で最も多かったのは5月12日の1413人でした。 その後は減少し、最も少なかった6月20日には204人まで減りましたが、7月ごろから増加に転じて、いわゆる「第2波」でのピークは8月11日の1710人でした。 その後、11月上旬にかけては1000人前後で推移していましたが、中旬以降は再び増加傾向となり、6日に初めて1800人を超え、1856人となりました。 入院患者は6日までの3日連続で過去最多を更新しています。 都が確保した病床に占める入院患者の
東京都は5日、都内で1日としてはこれまでで最も多い584人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。また、感染が確認された2人が死亡したほか、5日時点で入院している人は1744人となり、2日連続でこれまでで最も多くなりました。 東京都は5日都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて584人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1日の人数としては、先月27日の570人を上回ってこれまでで最も多くなりました。また、500人を超えるのは今月3日以来です。 年代別では、 ▽10歳未満が11人、 ▽10代が34人、 ▽20代が137人、 ▽30代が110人、 ▽40代が95人、 ▽50代が83人、 ▽60代が44人、 ▽70代が36人、 ▽80代が25人、 ▽90代が8人、 ▽100歳以上が1人です。 584人のうち、およそ48%にあた
新型コロナウイルスの感染拡大で、病床のひっ迫具合が深刻化しています。今月1日時点で、北海道や大阪府など4つの道府県で政府の分科会が示す最も深刻な「ステージ4」の指標を超えました。東京都と沖縄県もステージ4の水準に迫っています。 政府の分科会は新型コロナウイルスの感染状況を4つのステージに分類し、このうち最も深刻なステージ4は爆発的な感染拡大で医療提供体制が機能不全に陥るおそれがあるとされています。 厚生労働省によりますと、今月1日時点で「最大確保できる病床の使用率」が、兵庫県で65%、北海道で51.6%、三重県で50.1%と、いずれもステージ4の指標の50%を超えました。 重症患者に限った使用率では、大阪府が57.1%とステージ4の指標(50%)を上回り、東京都が49.2%、沖縄県も49.1%とその水準に迫っています。 感染の急増で医療提供体制に大きな支障が出るおそれがある「ステージ3」で
新型コロナウイルスのクラスターが拡大している北海道の旭川厚生病院は、3日までの感染者が200人を超えて、203人になったと発表しました。国内最大規模のクラスターになっています。 旭川厚生病院の発表によりますと、3日午後4時までに、職員ら62人、患者141人、あわせて203人が新型コロナウイルスに感染したということです。 国などによりますと、200人を超えるクラスターはすでに終息した東京都の病院の214人に次ぐ、国内2例目とみられていて最大規模となっています。 また、地元の関係者によりますと、旭川厚生病院で死亡した人は3日までに7人にのぼっているということで、病院では、引き続き、全職員と入院中の患者などを対象にしたPCR検査を実施していくとしています。
東京都内の新型コロナウイルスの感染状況などを分析・評価する「モニタリング会議」が開かれ、感染状況は最も高い警戒レベルを、医療提供体制は上から2番目のレベルを、それぞれ維持しました。専門家は「通常医療との両立が困難な状況が生じ始めている」と述べ、通常医療の継続のためには、新規陽性者と重症患者の増加を防ぐことが最も重要だと指摘しました。 会議では、2日までの7日間平均で、都内で新たな感染の確認がおよそ443人となり、1週間前のおよそ400人から、さらに増加したと報告されました。 専門家は「重症化リスクが高い高齢者の感染が増加している。感染経路が多岐にわたり、日常生活のなかで感染するリスクが高まっており、極めて深刻な状況になる前に、感染拡大防止策を早急に講じる必要がある」と指摘しました。 そして、先週に続いて、感染状況を「感染が拡大していると思われる」という最も高い警戒レベルにしました。 一方、
新型コロナウイルスの感染拡大は救急医療体制にも影響を及ぼしています。札幌では、救急患者を受け入れる病院がなかなか決まらない、いわゆる「たらいまわし」も増えるなど救急医療現場では危機感を強めています。 札幌・北区の北海道大学病院です。 (北大病院救急科 早川峰司科長)「ここが北大病院の救急部の「処療室」という部屋で、「3次救急」の患者さん(重症者)が最初に救急車から運び込まれる部屋です」 北大病院は緊急な手術などが必要な重症患者を受け入れる「3次救急」病院に指定されています。病院では、先月から病気やけがなどで救急搬送されてくる患者が急増しているといいます。 (北大病院救急科 早川峰司科長)「約2倍からそれ以上に増えています。受け入れ先が見つからず、行き場所がないのでお願いしますと言われ搬送されてくる患者さんの数も増えている」 患者急増の原因は、新型コロナの感染拡大です。札幌市の3次救急医療は
新型コロナの「第3波」、医療現場の状況が報道されるたびに胸が締め付けられるほどの危機感と切迫感に襲われる。 医療従事者の給料やボーナスを保障し、人員増を保障する、つまりは人件費のための予算を国の責任で確保して、感染症に対応できる医療体制をつくる――いま、圧倒的に国民が求めている対策ではないだろうか。 医療機関の収入は、基本的に「診療をした」ことへの報酬となる。感染症対策として必要な人をあらかじめ確保する、ということに充てる費用は、通常の医療からは出しようがない。 新型コロナの影響で、健康診断が止まる、手術を控える、受診控えが広がる――診療をしていないので大幅収入減となり、それはそのまま、職員の給料を払うことが困難という事態を招く。 他の業種のように休業し、休業手当の支払いに雇用調整助成金をあてる、ということも基本的にはできない(一部に事務の職員などで活用しているとは思うが)。 パンデミック
医療崩壊一歩手前でも「GoTo」に固執する菅首相の異常! 分科会の見直し提言にも「マスクをつければ大丈夫なんだ」 自分が旗を振る政策の間違いを、この男は絶対に認めないらしい。全国の死者が41人と過去最多を更新した昨日1日、菅義偉首相は「GoToトラベル」の東京都の扱いについて、「小池都知事から『GoToトラベル』について65歳を超える高齢者、基礎疾患をお持ちの方々の利用の自粛を呼びかけたいと要請があった」「国と東京都がしっかり連携し、感染拡大を阻止することで一致した」とコメント。「高齢者、基礎疾患のある人への利用自粛呼びかけ」という信じがたい対応を打ち出したのだ。 これまで当の政府が「若者が感染を広げている」とさんざん言ってきたのに、東京「GoTo」では高齢者と基礎疾患がある人に「自粛の呼びかけ」をするだけ──。「東京除外」を求めようとしない小池百合子・東京都知事の態度も酷いが、それ以上に
新型コロナウイルスの感染拡大で、医療提供体制がひっ迫する中、日本医師会の中川会長は、記者会見で「これ以上、感染者が急増すれば新型コロナウイルスと、それ以外の疾病への医療提供の両立が不可能になる」などと、危機感を示し「師走は正念場だ」と述べ、感染防止に努めるよう呼びかけました。 この中で中川会長は「これ以上、感染者が急増すれば新型コロナウイルスと、それ以外の疾病への医療提供の両立が不可能になる。実際に、がんや心疾患、脳卒中の受け入れが難しくなってきた地域も出ている」と述べました。 また「新規感染者の年代構成が中高年に移ってきており、明らかに想定したとおり、悪い方向に行っている。日本が誇る公的医療保険制度、国民皆保険が命と健康を守ってきたが、もうすでに崩れ始めているところもある」と危機感を示しました。 そのうえで、中川会長は「『勝負の3週間』も折り返しにある。新たな年を、いつものように迎えるた
政府の新型コロナ対策分科会の尾身会長は、東京の感染状況について個人的な意見としたうえで「ステージ3になっていると考えるのが普通」との見解を示しました。 「意見を求められれば、(ステージ)3になっていると考えるのが普通だと個人的には思う」(新型コロナウイルス感染症対策分科会 尾身茂 会長) 政府の新型コロナ対策分科会の尾身会長は、東京の感染状況について個人的な意見としたうえでこのように述べました。 GoToトラベルをめぐり、東京都が自粛を呼びかける対象を65歳以上の高齢者らに限定したことについては一定の評価をしたうえで、若い世代などの無症状者や軽症者の多くが感染を拡大させていると指摘し、若い人へのメッセージも必要だと話しました。 また、感染者が増えるスピードを短期間に減少させないと、医療のひっ迫だけでなく、そのひっ迫が国民への不安を高め、結果的にさらなる経済への悪影響が予想されるとも述べまし
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