米アカデミー脚本賞に2度輝いたクエンティン・タランティーノ監督が27日、ネットで新作映画の脚本を読めるリンクを無断で掲載され、著作権侵害とその幇助(ほうじょ)で100万ドル(約1億円)以上の損害を被ったとして、米ITメディアを相手取り、ロサンゼルスの連邦地裁に提訴した。脚本は何者かによって外部に流出した。タランティーノ氏はこの作品の制作を見合わせるという。 訴状によると、タランティーノ氏は新作ウエスタン映画の脚本「ヘートフル・エイト(原題)」を監督する予定で書き、米著作権局に登録した。21日に外部に流出したことが判明し、同氏は米メディアの取材に、脚本を事前に6人の俳優らに渡したと答えた。 そこへ米ITメディアのゴーカーメディアが22日に記事で脚本提供を広く呼びかけたうえで、23日に「リンクがここにある」と見出しをうたった記事を掲載。146ページの脚本をダウンロードできるファイル共有サイトを
![タランティーノ監督、脚本が流出 新作は白紙に:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0a56f3cf643f9b7bc63d05f10effcca8d54a37fc/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Farticles%2Fimages%2FAS20140128000945_commL.jpg)