気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン いよいよ終盤戦を迎えた米国の大統領選挙では、両陣営間の応酬がヒートアップしている。 最大の問題は何か──。金融危機、経済危機を目の前にした今、誰がどう考えても米国政治の方向性を変えていかなければならないというのに、民主党、共和党という2大政党が依拠する哲学の違いを乗り越えて融和を目指そうという機運があまりにも希薄なのである。選挙戦では両者の違いを浮き立たせなければいけないという事情はあるにしても、端で見ている方がもどかしくなるぐらい歩みが遅い。 3回にわたって繰り広げられたテレビ討論会でも、両候補の口からは「根本的な違い」という言葉がしばしば飛び出した。確かに、両候補の経済政策には根本的な哲学の違いがある。カギとなるのは、経済における政府の役
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