自殺者2割にアルコール問題=大半が40〜50代−国立精神・神経センター 自殺者2割にアルコール問題=大半が40〜50代−国立精神・神経センター 国立精神・神経センター自殺予防総合対策センターは8日、自殺者の23%がアルコール依存症など飲酒にかかわる問題を抱えていたことが、遺族への聞き取り調査で分かったと発表した。同センターは「日本ではこれまで、自殺とアルコールとの関連があまり指摘されてこなかった」として、自殺防止のためアルコール問題の対策強化が必要だと訴えた。 同センターは2007年度から今年度末までの3年間に、自殺者100人について、自殺までの経緯を調べる計画。これまでに集計した43人のうち10人にアルコール依存症か、飲酒により周囲とトラブルを起こすなどの問題があったことが分かった。 10人は全員が30歳以上の男性。大半が40〜50代で、自営業者が多かった。1日の飲酒量の平均は、日本