元々物価目標を立てたのに上がらず、賃金上昇にも結び付かず、ぐだぐだになっているアベノミクスです。5日の官民対話で安倍首相が産業界に賃上げ継続を要請したと伝えられていますが、しょせん物価見通しが後ずれするような環境で企業が強気になれるとは思いません。 このようにぐだぐだになっていますが、某金融系の偉い方とお話しする中で、アベノミクスを支援するいいアイデアが出てまいりました。 その方によれば、消費が増えないのは、賃金が増えないからではなく「夫」の小遣いが増えないことが原因じゃないか、というのです。周りに聞いてみても昇級昇格して給料が増えた人も含め全く小遣いが増えていないという。要するに給与や賞与が全額口座振り込みになっていて、まずは専業主婦である奥様がそれにアクセスしていろいろな仕分けを行い、夫の小遣いへの割り当ては必要最小限となる、という傾向があるのではないかと。 専業主婦の奥様からみて夫の