太陽から約 12 光年の距離に存在する恒星「くじら座タウ星」の周りを 5 つの惑星が公転している可能性を、英ハートフォードシャー大学の宇宙学者らが発見した。もし 5 つの惑星が実際に存在することが立証されれば、そのうちの一つは、穏やかな気温や海を持ち、そして生命も育むことのできる距離におよそ位置しているだろうとのこと (ScienceNOW の記事、本家 /. 記事より) 。 地球のように生命を育むことが可能だとされているのは、内側から数えて4つめの「くじら座タウ星 e」となる。タウ星と e 惑星間の距離は太陽と金星間の距離と同じくらいであるが、タウ星は太陽と比べて 45 % 程度の光しか放出しないため温度が高すぎることはない。地球の 4 倍の質量を持ち 168 日かけてタウ星を一周するのだそうだ。