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ブックマーク / science.srad.jp (55)

  • 地球から11光年の「Ross 128」で地球サイズの系外惑星が見つかる | スラド サイエンス

    ヨーロッパ南天天文台(ESO)は、地球から11光年の距離にある赤色矮星系「Ross 128」で、地球サイズの系外惑星「Ross 128 b」を発見したことを明らかにした(プレスリリース、 論文: PDFCNN.co.jpの記事、 Space.comの記事)。 Ross 128 bは質量が地球の1.35倍ほどの地球型惑星で、小型の赤色矮星である主星Ross 128を9.9日で周回している。地表に液体の水が存在可能なハビタブルゾーン内にあるかどうかは明らかになっていないが、平衡温度は-60~20℃と推定される。類似の惑星としては、より地球に近いProxima bが昨年発見されているが、Ross 128はProxima bの主星Proxima Centauriなど多くの赤色矮星のような強いフレアを放射することがなく、比較的穏やかな星であることから、より生命の存在に適した環境であることが期待で

  • NASAによる「宇宙服を着たままで排泄物を処理する技術」コンテスト、受賞者発表 | スラド サイエンス

    以前NASAが宇宙服を着たままで排泄物をうまく処理できるアイデアを募集しているという話題があったが、このたびその受賞者が発表された(Forbes)。 1位(賞金1万5,000ドル)を獲得したのは、医師のThatcher Cardon氏で、カテーテル手術などで使われている技術を応用したもの。宇宙服内部に気密された空間を作り、カテーテルや宇宙服内部で膨張する特殊な便器を使って排泄物を取り出すという。 また、2位(1万ドル)を獲得したのはSpace Poop Unification of Doctorsというグループ。空気の流れで尿を下着の後ろに送りだし、デバイス内部にため込むという。 NASAはこれらのアイデアをベースに、新たな排泄物処理システムの開発を進めるという。

    NASAによる「宇宙服を着たままで排泄物を処理する技術」コンテスト、受賞者発表 | スラド サイエンス
    Ditty
    Ditty 2017/02/24
  • 火星着陸実証機「スキアパレッリ」の激突の原因はソフトウェアの欠陥か | スラド サイエンス

    10月19日に欧州宇宙機関(ESA)の着陸実証機「Schiaparelli(スキアパレッリ)」が着陸に失敗、火星の表面に激突した(過去記事)。現在は原因把握が優先事項となっており、現在送られてきたデータを元に暫定的な分析を行っているのだが、トラブルの原因はソフトウェアの欠陥にあった可能性が高いようだ(Nature、Slashdot)。 着陸船は機体の制動およびパラシュート展開といった操縦には成功していたようだ。しかし、途中で着陸船の熱シールドとパラシュートが切り離されてしまい墜落したという状況だった。これは、スキアパレッリのコンピュータが降下中にもかかわらず地面に到着したと判断、バラシュートなどを切り離したのではないかと考えられている。また減速用のスラスターは30秒噴射するはずだったが、データではわずか3秒間しか噴射していなかった。これもコンピューターが地面に到着した判断して停止させたもの

    火星着陸実証機「スキアパレッリ」の激突の原因はソフトウェアの欠陥か | スラド サイエンス
  • 水を燃料として使用して月軌道を目指す小型衛星 | スラド サイエンス

    コーネル大学が水を電気分解して燃料として使用する人工衛星を開発しているそうだ(コーネル大学の発表、ScienceDaily、The Cornell Daily Sun)。 この衛星はL字型をしたブロックを2つ組み合わせた形状が特徴。上側には衛星体、下側には水が貯蔵されているという。太陽電池で得られた電力を使って水を水素と酸素に分解し、これを燃料として利用する。打ち上げ後、生成された燃料を使い30分間隔で短時間の噴射をすることで、2つのL字ブロックは分離して距離を置いて回転を始める。この回転によってスピン角運動量が発生、長距離の移動が可能になるという。 2018年にNASAのSLSによって月と地球の間に打ち上げられる予定で、打ち上げ後は自力で月軌道に入る計画だという。 開発はNASAの元チーフを筆頭とした研究チーム「Cislunar Explorers」によって行われている。このチームはN

    水を燃料として使用して月軌道を目指す小型衛星 | スラド サイエンス
    Ditty
    Ditty 2016/10/31
  • 地球への隕石衝突はそれなりの頻度で発生している | スラド サイエンス

    小惑星が地球に与える影響は予想よりも大きいようだ。米国を拠点とする核実験の監視グループ「B612ファウンデーション」は、2000年から2013年の期間に地球上で発生した1~600キロトンクラスの爆発を26回検出している。これは核爆発によるものではなく、隕石の激突によるものだという(Reuters、The B612 Foundation、slashdot)。 同財団の公表したリストによれば、10~20キロトン級の隕石が8回ほど落下しているようだ。1945年に広島に落ちた原子爆弾が15キロトンのエネルギーであることを考えるとその影響は大きい。B612ファウンデーションを率いる元宇宙飛行士のEd Lu氏は、隕石の衝突がまれにしか起きないというのは誤解だと主張している。

  • 地球外生命体が見つからないのはすでに絶滅しているから、という説 | スラド サイエンス

    NASAなどの天体観測により数多くの太陽系外惑星が発見されている。その中には地球と同じような岩石型惑星で生命の誕生に適した位置にあるものも見つかっていることから、研究者たちは地球外生命体の探索に熱心だ。しかし、オーストラリア国立大学の宇宙生物学者Aditya Chopra氏とCharley Lineweaver氏は、こうした惑星に生命体が存在するという考えには否定的であるようだ(astrobiologyWeb、The conversation、Slashdot)。 両氏によると、生命が誕生してもその多くは絶滅しているしている可能性が高いという。地球自体がそうであったように岩石型惑星の初期形成の工程は暴力的で不安定だ。液体の水と居住性と一定の表面温度を維持し、温室効果ガスやアルベドを調節する機能を持ち、生命の生存に適したゴルディロックス・ゾーンを持つ惑星ができあがる確率は非常に低い。約4億年

  • 火星が地球から独立していなければならない理由 | スラド サイエンス

    さまざまな組織や国家間で火星に人間を送り込むための競争が始まっているが、企業の宇宙資源の領有などに関するルールは明確には定められていない。そんな中、Blue Marble Space研究所のJacob Haqq-Misra氏は、火星が最初から完全独立している必要があるとする「The Transformative Value of Liberating Mars(火星の解放と変革の価値)[PDF]」というエッセイを発表した。同氏はこのの中で火星では地球の過去の文明と違うものを造り出さなければならないと主張、次の5つのアイデアを提示した(BBC、Slashdot)。 「火星に上陸する人は、地球上の公民権を停止して火星人とする」「政府、企業、地球上の人々は、火星の政治や経済に干渉できない」「火星の独自開発に干渉しなければ、火星における科学的な探査は認められる」「火星の土地利用は火星人によって決

  • 論文誌の購読料高騰を受け、研究者の間で論文の「違法シェア」が増加? | スラド サイエンス

    学術論文誌の購読料高騰についてはたびたび話題になっているが、それを受けて研究者らがネットで論文PDFを違法にシェアする動きが進んでいるという(WIRED)。 Twitterで特定のハッシュタグを付けて欲しい論文をつぶやくと、その論文のPDFを持っている人がコンタクトを取る、という流れらしい。また、学術論文を著作権者に無断で交換するようなサイトも登場しているそうだ、当然ながら学術論文誌を出版する出版社側はこのようなサイトを違法とし、提訴しているという。

  • 生命に適した惑星9割はまだ生まれていない | スラド サイエンス

    ハッブル宇宙望遠鏡と系外惑星探査衛星「ケプラー」などの観測データを基にした最新の理論研究から、生命が存在しうる惑星のうち9割以上はまだ作られていないという見積もりが発表された(AstroArts)。 100億年前の宇宙では現在よりも速いペースで星が作られていたそうだが、宇宙にはまだ多くの水素やヘリウムと言った星の材料が残されており、今後宇宙ではまだまだ多くの恒星や惑星が誕生すると見られているという。 ケプラーによる観測では、天の川銀河内には10億個もの地球サイズの天体が存在し、そのうちの相当数が岩石惑星であると推測されている。現在観測可能な銀河が1000億個以上あることを考えれば、宇宙全体には膨大な数の地球型惑星があると考えられる。このことから、今後も宇宙には地球型の惑星がどんどん生まれるだろう、と考えられているようだ。

  • チューブ型交通機関の真の目標は火星? | スラド サイエンス

    民間宇宙開発企業SpaceXのCEOイーロン・マスク氏が計画しているチューブ型交通機関「ハイパーループ」プロジェクトは、空気のある環境ではさまざまな課題がある。しかし、火星のような空気の少ない場所だったらどうだろうか(The Conversation、Slashdot)。 テキサス大学のLeon Vanstone博士による計算では、サンフランシスコからロサンゼルスまでハイパーループを構築した場合、少なくとも60億ドルは必要となる。さらに、この技術の実用化には数千億ドルの費用が必要になるという。ハイパーループの計画上の最高時速は約1300kmと高速だ。しかし、現時点で毎時878~926kmの巡航速度を持つ旅客機が存在する以上、多くの人がこのプロジェクトの採算性に疑問を持つのは当然だ。 しかし、化石燃料が存在せず、空気の少ない火星であれば、高速かつ安全なセルフパワー交通システムは、入植地を維

  • 彗星の特徴は地球外微生物の活動によるもの? | スラド サイエンス

    ESAの水星探査機ロゼッタおよびフィラエによって詳細な観測が行われている「チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星」だが、英大学の研究チームは6日、同彗星の奇妙な外観や有機物といった特徴は、彗星に地球外微生物が存在しているためではないか、という新説を発表した(AFPBB)。 探査機によるチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の観測では、氷の湖を覆う黒い外殻や底が平らのクレーター、表面に点在する大きな岩などの特徴的な地形が発見されている。複雑な有機物質も検出されており、表面の黒い層はこれら有機物質ではないかと推定されている。 研究では、彗星におけるガスの噴出が来昇華を起こせないはずの距離で始まったことに着目。これは微生物の活動により表面下に高圧ガスのポケットが形成され、そこから有機物質が噴出し彗星表面に再供給されているためではないかとの説が掲げられている。同彗星の表面に、割れ目が塞がれたり岩が動かされたりし

  • NASA、真空中でEM Driveの実験に成功 | スラド サイエンス

    昨年、NASA EagleworksがEM Drive(電磁駆動: electromagnetic drive)の実験結果を発表して話題を呼んだが、真空中でも推力が得られることが確認されたそうだ( NASASpaceFlight.comの記事、 io9の記事、 家/.)。 EM Driveは密閉された空間でマイクロ波を反射させることにより、推進剤を放出することなく推力が得られるというもの。2001年ごろに英国のSatellite Propulsion Researchが研究を始めており、中国の研究者も研究成果を発表している。ただし、EM Driveで推力が得られる仕組みは解明されておらず、運動量保存の法則にも反するため懐疑的な見方が強い。NASA Eagleworksを率いるHarold White博士は、EM Driveでは電磁流体力学(MHD)駆動における推進剤イオンの役割を量子論的

    Ditty
    Ditty 2015/05/06
    "運動量保存の法則にも反する"
  • 月に巨大溶岩洞が存在する可能性 | スラド サイエンス

    探査機かぐやによる月面での縦穴発見以後関心が高まっている月の溶岩洞だが、米大学の研究によると、低重力などの要因から月には都市が入る規模の巨大な溶岩洞が存在している可能性があるという(研究論文、ITmedia、SpaceREF、Slashdot)。 この研究結果は、3月17日に米国の「月・惑星科学会議」(LPSC) にて発表されたもの。月にはかねてから溶岩洞のような地形が存在する可能性が指摘されていたが、この研究報告では低重力ならびに地球のような気象や浸が存在しないことから1km以上、堅固なドーム型をしていれば5km以上もの都市がすっぽり収まってしまうほどの巨大な地下空洞が存在できることが示された。 月の溶岩洞は宇宙線や隕石、温度変化を避けられる環境として、月面基地の有力候補に考えられている。実際にこうした巨大空洞が見つかれば、月コロニーの建設さえずっと楽なものになるかもしれない。

  • NASAによる金星探査のための飛行船や「空中都市」計画 | スラド サイエンス

    有人探査が前提であれば、火星は論理的な目的地だといえる。しかし、地球から近い惑星なら、火星よりも地球に近い金星という選択肢がある。とはいえ、金星の表面は大気圧は地球の92倍、気温は450℃以上と地獄だ。このため、旧ソ連がかつて打ち上げた金星探査機ベネラ8号は、わずか50分間のデータ送信だけで壊れている(IEEE Spectrum、ガジェット速報、Venera 8、Slashdot)。 しかし、地表ではなく金星の「雲」の部分であれば有人探査も可能かもしれない。金星には大気圏上層に分厚いオゾン層が存在することから、高度50kmあたりであれば気温は75℃と低く、放射線量も地球上と大きく変わらない。NASAのラングレー研究所Dale Arney氏とChris Jones氏らの計画では、ボーイング747の倍のサイズの太陽電池式ヘリウム飛行船を飛ばして有人探査を行うものとなっている。将来的には人類が居

    Ditty
    Ditty 2014/12/31
  • 西暦773年に地球に未知の物体が飛来していた? | スラド サイエンス

    2012年11月、日の科学者チームは世界のメディアが注目する発表を行った。杉の年輪の調査から放射性炭素14の濃度が西暦774~775年の間に急上昇したことを発見したのだ。その後の継続した調査で放射性炭素14の濃度が急上昇したのは西暦773年に特定された。放射性炭素14は地球の自然界にはほとんど存在しないことから、地球外から飛来したものであると推測されている(medium、nature、Corell大学、slashdot)。 西暦773年に放射性炭素14が増えた原因として最初に考えられたのが、太陽のスーパーフレアの発生だ。しかし、最近の研究では太陽のスーパーフレア発生は3000年に一度であることから、その可能性は低いと考えられるようになった。別の可能性として考えられたのが近傍にある星の超新星爆発。この超新星爆発は太陽系すべてに影響を与える規模だと予想された。しかし、天文学者が超新星爆発を起

  • 人類が宇宙で暮らすための課題とは | スラド サイエンス

    人類が最初の宇宙飛行をしてから50年が経過したが、人間が地球から離れたのは最長でもたった437日だ。人間が宇宙で暮らすためにはまだ課題は多い。とはいえ、一部は克服されつつある。たとえば(長期間低重力環境に滞在すると)骨が脆くなる問題は解決の見通しが立っている。しかし、宇宙飛行士は基的な「十分にべて寝る」ことでも苦労が絶えないという。最大の課題は放射線だ。宇宙では地球磁場と大気の保護がないため、地球上よりも多くの放射線を浴びることになる。このことは宇宙飛行士が癌で死ぬ確率を高める(New YorkTimes、slashdot)。 5年前に新たな問題も発見された。無重力環境に長時間滞在すると、宇宙飛行士の眼球が圧迫されて視力に影響を与えるというのだ。NASAの宇宙飛行士で医師でもあるMichael R. Barratt氏は、スペースシャトルの宇宙飛行士の多くは視力の変化を訴えていたが、誰も

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    Ditty 2014/02/01
  • 「自身の脳に精神病的な異常がある」ことを公表した神経科学者 | スラド サイエンス

    神経科学者であるJames Fallon氏は、解剖学的特徴と精神病的傾向の関連性を見つけるべく何千もの脳PETスキャンを調べていたところ、偶然に自身の脳に精神病的な異常があることが分かったとのこと。たまたまアルツハイマーの研究も同時に行っていたため、自身と家族全員の脳スキャンも卓上に置いていたFallon氏は、共感や道徳、自制心を司る前頭葉及び側頭葉の活動が弱いことに気付いたのである(家/.、Smithsonian記事)。 また、遺伝子検査を行ったところ「攻撃的」「暴力的」「なかなか共感できない」などの高リスク遺伝子がすべて揃っていることも分かった。大きなショックを受けたものの、Fallon氏は自身が権力や他人を利用することでやる気を出していることを常に認識していたという。加えて、親戚筋に殺人を犯した者が7人もおり、その中には1892年に父親及び養母を殺した罪で逮捕されたLizzie B

    「自身の脳に精神病的な異常がある」ことを公表した神経科学者 | スラド サイエンス
    Ditty
    Ditty 2013/11/26
  • 反物質は「下に落ちる」?「上に落ちる」? | スラド サイエンス

    一般相対性理論では、重力場では反物質が「下に落ちる」のではなく「上に落ちる」と解釈できる余地が十分あります。今までこれを検証するだけの反物質を作り出すことは出来ずにいました。しかし、世界最大規模の素粒子物理学の研究所である欧州原子核研究機構では、反水素の生成技術を高める研究も行っており、反物質への重力の影響を明らかにする実験の準備を進めているとのこと。実験の概念は非常に単純で、反水素原子ビームを生成し、どのように「落ちる」かを観測するというものです。(arxivblog.com記事、家記事、実験概要)。 この実験結果は宇宙定数や、私達の周りには何故これ程反物質が少ないかといった難題を解明する手立てになると期待されています。

    Ditty
    Ditty 2013/11/09
  • 情報が伝わらない人は必ず存在する | スラド サイエンス

    ネットワーク理論研究者が、インターネットを通じた情報伝達のシミュレーションにより、どのように情報が伝わっていくかを調べたそうだ。その結果、どのような場合でも「情報が伝わらない個人やクラスタ(集団)が存在する」ことが発見できたという(家/.、The Physics arXiv Blog)。 シミュレーションでは、感染病の拡散と同様のモデルを使用したそうなのだが、感染病の拡散では病原菌を保持している人に接触した人は全て病気に感染するいっぽう、情報の拡散では接触した相手全員に情報を伝えるのが困難である。その結果、情報が伝達されない人や集団が現れる模様だ。研究ではこれを「dark corner」と呼んでいる。どのようにすればdark cornerに情報を伝えられるのか、またどうやってこのdark cornerが形成されるかなどは今後興味深い研究テーマとなりそうである。

    Ditty
    Ditty 2013/10/31
  • 銀河バルジ内で発見された系外惑星、高い確率でハビタブルゾーンに位置することが確認される | スラド サイエンス

    あるAnonymous Coward のタレこみより。銀河系の中心部にある銀河バルジ内で発見された系外惑星が、高い確率でハビタブルゾーン(生命居住可能領域)またはその付近に位置することが確認されたそうだ(論文アブストラクト、 Discovery Newsの記事、 家/.)。 この系外惑星はバルジ内で初めて正確に特定されたもので、主星は赤色矮星。これまで質量や主星との距離は判明していなかったが、木星よりも大きなスーパージュピター型の惑星であると推測されていた。今回、研究者らは米国・ハワイのケック天文台の観測設備を用い、この惑星の質量を木星の5倍程度、主星との距離を約1.1天文単位と算出した。雪線は主星から1.7~2.2天文単位の位置とみられ、惑星がハビタブルゾーン内に位置する可能性は53%、ハビタブルゾーン付近に位置する可能性が35%、雪線の外に位置する可能性が12%とのこと。なお、この惑