船外活動を切り上げたイタリア人のルカ・パルミターノ(Luca Parmitano)飛行士(2013年7月16日、NASA TVの映像より)。(c)AFP/NASA TV 【7月17日 AFP】米航空宇宙局(NASA)の発表によると、国際宇宙ステーション(International Space Station、ISS)で16日、船外活動中のイタリア人宇宙飛行士がヘルメット内に「変な」味の水が漏れているのに気付き、予定より早く活動を切り上げることを余儀なくされた。 NASAは、このような事態を招いた原因を現在調査中だが、宇宙飛行士らには何も危険はなかったと強調している。 今回の船外活動時間は、2004年の14分間に次いで史上2番目に短かった。2004年の船外活動は、ロシア製宇宙服の圧力センサーの故障が原因で早々に打ち切られた。 欧州宇宙機関(European Space Agency、ESA)