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2019年6月22日のブックマーク (7件)

  • 若年層の頭蓋骨にツノ状の隆起ができていた......その理由は?

    後頭部にツノ状の隆起が見られることが多くなっているという...... (Shahar & Sayer, Scientific Reports, 2018) <オーストラリアの研究者が18歳から86歳までの1200名を対象に調査したところ、33%に外後頭隆起の突出が認められた......> テキスト・ネック(スマホ首)とは、テキストを打ち込んだり、動画を閲覧したり、ゲームをしたり、前かがみになってスマートフォンなどのモバイル端末を長時間、頻繁に操作し続けることによって引き起こされる首の張りや痛みを指す。 老若男女問わず、スマートフォンが世界的に普及した昨今、子どもや若者にもテキスト・ネックが広がっており、身体の姿勢や成長に影響を及ぼし、頭蓋骨の形すら変えるおそれがあることが明らかになっている。 前かがみの角度が大きいほど、外後頭隆起の突出が起こりやすい 豪サンシャインコースト大学のデビッド・

    若年層の頭蓋骨にツノ状の隆起ができていた......その理由は?
  • 量子重力には対称性はない ― 大栗機構長らが証明

    2019年6月19日 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU) 1. 発表概要 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU) の大栗博司 (おおぐりひろし) 機構長は、マサチューセッツ工科大学物理学教室の Daniel Harlow 助教と共同で、重力と量子力学を統一する理論では、素粒子論の重要な原理であった対称性がすべて破れてしまうことを、ホログラフィー原理を用いて証明しました。この証明にあたっては、量子コンピューターで失われた情報を回復する鍵とされる「量子誤り訂正符号」とホログラフィー原理との間に近年発見された関係性を用いるという新たな手法が用いられました。研究成果は、素粒子の究極の統一理論の構築に大きく貢献するものであるとともに、近年注目される量子コンピューターの発展にも寄与すると期待され、アメリカ物理学会の発行するフィジ

    Ditty
    Ditty 2019/06/22
    "今回の証明により、陽子崩壊の示唆やモノポールの存在が予測されました"
  • 次世代旅客機「フライングV」の開発をKLMオランダ航空が発表

    <KLMオランダ航空とデルフト工科大学が燃料効率の高い次世代型長距離旅客機「フライングV」の開発を発表した> KLMオランダ航空とデルフト工科大学(TU Delft)は、2019年6月3日、燃料効率の高い次世代型長距離旅客機「フライングV(Flying-V)」の開発について新たな協力協定を締結した。KLMオランダ航空のサポートのもと、今後数十年内での実用化を目指し、デルフト工科大学で研究開発がすすめられる。 客室や貨物室、燃料タンクを主翼に納める「フライングV」 長さ55メートル、幅65メートル、高さ17メートルの「フライングV」は、定員314名の客室と160立方メートルの貨物室、燃料タンクを主翼に備え、壮大なV字型をなしている。空力形状を改良して空気抵抗を低減させ、軽量化することで、エアバスの最新大型旅客機「A350」に比べて燃料消費量を20%軽減できるのが利点だ。機体は短いものの、翼幅

    次世代旅客機「フライングV」の開発をKLMオランダ航空が発表
  • 銀河団を結ぶ「糸」を初めて観測、長さ900万光年

    エイベル0399とエイベル0401の合成画像。どちらの銀河団もX線(赤)を放射する高温のプラズマに満たされている。プランク衛星が収集したマイクロ波データ(黄色のもや)は、2つの銀河団を結ぶ物質の広がりを示し、電波望遠鏡ネットワークLOFARからのデータ(青)は、このもやと銀河団を構成する個々の銀河から放射される電波の尾根を示している。(DSS (OPTICAL), XMM-NEWTON SATELLITE (X-RAYS), PLANCK SATELLITE (MICROWAVES), LOFAR (RADIO)) 2つの銀河団を結ぶ「糸」が初めて観測された。 銀河団は銀河がたくさん集まったもので、それぞれの銀河団どうしは「糸」で結ばれて網のような構造になっていると考えられている。 6月7日付け学術誌『サイエンス』に発表された論文によると、今回観測されたのは、地球から10億光年の彼方でゆっ

    銀河団を結ぶ「糸」を初めて観測、長さ900万光年
  • 地球似の系外惑星を2つ発見、生命存在の可能性

    ティーガーデン星のイラスト。約12光年先にある、とても光の弱い赤色矮星だ。年老いた暗い星だが、天文学者らによると、「ハビタブルゾーン(生命居住可能領域)」と呼ばれる範囲を2つの惑星が周回しているという。(ILLUSTRATION BY WALT FEIMER, NASA) 地球からわずか12光年しか離れていない小さな年老いた星の周りで、地球サイズの岩石惑星を2つ発見したと、天文学者のチームが6月12日付けで学術誌「Astronomy & Astrophysics」に発表した。いずれも液体の水が存在してもおかしくない軌道上にあるという。(参考記事:「隣の恒星に新たな惑星発見か、スーパーアース級」) 主星である恒星はティーガーデン星と呼ばれ、少なくとも80億歳だと科学者たちは推定している。太陽の2倍近くの年齢だ。したがって、その周囲を回る惑星もおそらく非常に古く、私たちが知るような生命が進化す

    地球似の系外惑星を2つ発見、生命存在の可能性
  • 地球外文明に関する調査報告が公開。1327個の星々から痕跡は見つかったのか

    ロシア生まれの資産家ユーリ・ミルナー氏の出資によってスタートした「ブレイクスルー・イニシアチブ」プロジェクトは6月18日、同プロジェクトの一部である「ブレイクスルー・リッスン」のもと、地球外の知的生命体による活動の痕跡がないかを観測した結果を発表しました。 観測結果は研究チームを率いたカリフォルニア大学バークレー校のDanny Price氏らによって論文にまとめられ、6月17日付で発表されています。 観測の対象となったのは、地球から160光年以内にある1327個の恒星です。研究チームはアメリカのウェストバージニア州にある「グリーンバンク天文台」の直径100mの電波望遠鏡と、オーストラリアのニューサウスウェールズ州にある「パークス天文台」の直径64mの電波望遠鏡を使い、文明活動によって生じた痕跡(通信による電波など)を2015年から探し続けています。 グリーンバンク天文台にある巨大な「ロバー

    地球外文明に関する調査報告が公開。1327個の星々から痕跡は見つかったのか
  • 小松左京を読む

    2011年に逝去した巨人、小松左京氏。 氏の著作を多くの人が一度は目にしたことがあるが、氏の著作・思索の広大さにどこまで接したことがあるだろうか? 小松左京氏の著作を一望し、氏の思想の世界に思いをはせる一冊。 生前の貴重なインタビューも収録。

    小松左京を読む