タグ

2022年1月31日のブックマーク (2件)

  • 生命の材料をもたらした小惑星の9億 kmにも及ぶ長旅 アンモニア含有鉱物を手がかりに太陽系形成史を解読

    要点 日の赤外線天文衛星「あかり」による観測と理論計算から、小惑星帯の天体の誕生時の化学組成と環境を推測 多数の小惑星が土星軌道以遠に相当する極寒の環境で誕生したことを示唆 小惑星リュウグウ試料の分析による、さらなる証拠の発見に期待 概要 東京工業大学 地球生命研究所(ELSI)の黒川宏之特任助教、海洋研究開発機構(JAMSTEC)超先鋭研究開発部門 超先鋭研究プログラムの渋谷岳造主任研究員、カリフォルニア工科大学 地質学・惑星科学専攻のエルマン・ベサニー(Bethany L. Ehlmann)教授、神戸大学大学院 理学研究科 惑星科学研究センター 臼井文彦特命助教(研究当時。現、宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所 宇宙科学プログラム室 主任研究開発員)らの研究チームは、太陽系の小惑星帯[用語1]の観測と理論計算を組み合わせることで、太陽から遠く離れた極寒の環境で誕生した天体

    生命の材料をもたらした小惑星の9億 kmにも及ぶ長旅 アンモニア含有鉱物を手がかりに太陽系形成史を解読
  • 太陽系の小惑星帯には土星軌道以遠から移動してきた小惑星が多数あることが判明

    東京工業大学(東工大)、海洋研究開発機構(JAMSTEC)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの研究チームは1月27日、太陽系の火星と木星の公転軌道の間に存在する小惑星帯の観測と理論計算を組み合わせることで、太陽から遠く離れた極寒の環境で誕生した天体が小惑星帯に数多く存在していることを突き止めたと発表した。 太陽系の小惑星帯のイメージ (C)NASA/JPL-Caltech (出所:JAXA ISAS Webサイト) 同成果は、東工大 地球生命研究所の黒川宏之特任助教、JAMSTEC 超先鋭研究開発部門 超先鋭研究プログラムの渋谷岳造主任研究員、米・カリフォルニア工科大学 地質学・惑星科学専攻のエルマン・ベサニー教授、神戸大学大学院 理学研究科 惑星科学研究センター 臼井文彦特命助教(現・JAXA 宇宙科学研究所(ISAS) 宇宙科学プログラム室 主任研究開発員)らで構成される国際共同研

    太陽系の小惑星帯には土星軌道以遠から移動してきた小惑星が多数あることが判明