ポイント 宇宙望遠鏡と地上望遠鏡による世界的な連携観測によって、新たな太陽系外惑星(系外惑星)LP 791-18dが発見された。 LP 791-18dでは木星の衛星イオのような活発な火山活動が想定される。 LP 791-18dはハビタブルゾーン(生命居住可能領域)の内側境界付近にあり、大気を保持する可能性があるため、生命誕生の起源を探る研究にとって興味深い惑星として注目される。 東京大学 大学院総合文化研究科の成田 憲保 教授(自然科学研究機構 アストロバイオロジーセンター 客員教授)、福井 暁彦 特任助教、森 万由子 特任研究員らが参加する国際研究チームは、宇宙望遠鏡と地上望遠鏡による観測を組み合わせた研究により、およそ90光年先にある赤色矮星(わいせい) LP 791-18の周りに地球サイズの系外惑星LP 791-18dを新たに発見しました。この惑星dは、外側の隣接する軌道を公転する大