エイベル0399とエイベル0401の合成画像。どちらの銀河団もX線(赤)を放射する高温のプラズマに満たされている。プランク衛星が収集したマイクロ波データ(黄色のもや)は、2つの銀河団を結ぶ物質の広がりを示し、電波望遠鏡ネットワークLOFARからのデータ(青)は、このもやと銀河団を構成する個々の銀河から放射される電波の尾根を示している。(DSS (OPTICAL), XMM-NEWTON SATELLITE (X-RAYS), PLANCK SATELLITE (MICROWAVES), LOFAR (RADIO)) 2つの銀河団を結ぶ「糸」が初めて観測された。 銀河団は銀河がたくさん集まったもので、それぞれの銀河団どうしは「糸」で結ばれて網のような構造になっていると考えられている。 6月7日付け学術誌『サイエンス』に発表された論文によると、今回観測されたのは、地球から10億光年の彼方でゆっ