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ブックマーク / forbesjapan.com (8)

  • わずか97光年先に「水の惑星」発見、地球型惑星探査に画期的な一歩 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    60億年前に形成された太陽系外惑星を取り巻いている、水を豊富に含む大気をハッブル宇宙望遠鏡(HST)で検出したとする研究結果が発表された。この系外惑星は、太陽系からわずか97光年の距離にある。 米航空宇宙局(NASA)によると、この系外惑星「GJ 9827d」は、直径が地球の約2倍で、太陽系の海王星と金星の両方と共通点がある。大気中で水蒸気が検出された系外惑星としては、これまでで最も小さい。 画期的な出来事 うお座の方向にあるGJ 9827dでの水の発見は、画期的な出来事だ。今回の研究結果を発表した天文学者チームの1人で、独マックスプランク天文学研究所の太陽系外惑星大気物理学部門を統括するローラ・クライドバーグは、プレスリリースで「これにより、真の地球型惑星の特徴の解明に、かつてないほど近づくことになる」と述べている。今回の水蒸気の検出によって、銀河系内に存在する水が豊富な惑星に関する理解

    わずか97光年先に「水の惑星」発見、地球型惑星探査に画期的な一歩 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
  • 「デンキウナギの放電」周囲にいる生物の遺伝子を組み換えることが明らかに | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    デンキウナギが放電によって近くにいる生物の遺伝子を変化させることが、新たな研究で判明した。 宇宙は私たちが考えているよりも不思議であるだけでなく、私たちが考え得るよりも不思議だ。- ヴェルナー・ハイゼンベルク デンキウナギは当に驚くべき生き物である。キッチンの器洗い機を動かすのに十分な電気を生産したり、クリスマスツリーを点灯させることができるだけでなく、最近では、彼らの電気パルスが近くの水生生物の遺伝子を変化させることもできることが判明した。当だ、読み間違いではない。この衝撃的な発見は名古屋大学の研究グループによって報告されたが、彼らによれば、デンキウナギの放電は小魚の幼生の遺伝子を改変できるという。 微生物の遺伝子を電気で変えることは一般的な実験技術である。私はこの技術を何百回も(何千回も?)使って、特定の遺伝子を特定のバクテリアに導入したことがある。この技術はエレクトロポレーショ

    「デンキウナギの放電」周囲にいる生物の遺伝子を組み換えることが明らかに | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
  • 高度な科学技術をもつ宇宙人の誕生には「適切な大気中酸素濃度」も必要 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    グローバルなWi-Fiから空の旅まで、今、私たちが享受しているテクノロジーはすべて、人類が火を利用し始めたことに端を発する。そしてこの地球が、地質学的な長期間にわたって大気中酸素を維持するのに最適な環境であったらしいという事実によるものでもある。 屋外における燃焼(燃料燃焼)は、稲が起こした火というかたちで、200万年ほど前に私たちの祖先であるヒト亜科が最初に気づいたと考えられている。人類が正確にいつ火を初めて利用し始めたのかは、現在も議論の対象だ。しかし、この決定的に重要な第一歩が、今日のテクノロジーの進化を可能にした。 技術的に進歩した宇宙人の存在に思いを巡らす日々を過ごしている研究者たちにとって、最初のハードルは知的生命の始まりを確実にするのに十分な酸素が存在する太陽系外地球型惑星を見つけることだ。また、あらゆる技術文明の萌芽期には、冶金(鉱石から金属を取り出して精製する能力)を促

    高度な科学技術をもつ宇宙人の誕生には「適切な大気中酸素濃度」も必要 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
  • 月の裏側の地下に大量のグラナイト 前例ない発見に科学者困惑 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    中国の月周回衛星が取得したデータから、月の裏側の地下深くで直径48kmのグラナイト(花崗岩)の塊を発見したとの研究結果が発表された。 こうしたグラナイトの塊は、これまで見つかったことがなかった。研究結果は仏リヨンで開かれたゴールドシュミット会議で12日に発表され、科学誌ネイチャーにも論文が掲載された。 地球では、グラナイトは火山のマグマが冷却されて形成される。見つかったグラナイトは、35億年前に最後の噴火が起きた火山のものである可能性があるが、今も発熱を続けている。 これは驚くべき発見だ。これまで月のグラナイトといえば、1960~70年代のアポロ計画で採取された月の石の中に痕跡が見つかっていたのみだった。グラナイトの生成には、プレートテクトニクスなど地球に似た条件が必要と考えられてきた。 科学者たちは困惑 グラナイトが見つかった地域は、コンプトンとベルコビッチと呼ばれる2つのクレーターの間

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  • 太陽系はやはりレア、天の川銀河の動力学的環境が居住可能な惑星系形成を妨害 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    ラ・パルマ島は、アフリカ北西海岸から約1000km離れた火山の多いカナリア諸島の一部だ。当地で行われた欧州宇宙生物学学会(EAI)の例会には約250人の研究者が集まった。宇宙生物学とは、生命がいかにして、ここ地球あるいはそれ以外のどこで誕生したかを理解するための探求であり、ここにいる人々全員を繋ぐ共通項だ。そして、この会で最も興味深かった発表は、ある銀河環境が、太陽系外惑星の特質や居住可能性にどんな影響を与えるのかを推定するものだった。 私たちの発見は、居住可能な惑星は、位相空間密度の低い環境で見つかる可能性が高いことを示していると英国・リバプール・ジョン・ムーア大学大学院生のスカーレット・ロイルが学会で発表した論文で述べている。広義には、位相空間密度が低いというのは銀河として密度の低い環境で恒星が生まれていることを意味するのに対し、高い位相空間密度は銀河としてより高密度な環境であることを

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  • 地球から最も近いブラックホールの発見に天文学者たちは困惑 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    ジェミニ天文台の望遠鏡を使って発見された地球に最も近いブラックホールとその伴星のイメージ画像(International Gemini Observatory/NOIRLab/NSF/AURA/J. da Silva/Spaceengine/M. Zamani) 太陽系の縁よりそれほど離れていない奥深い宇宙には、宇宙的にいうところの万物の謎に満ちた闇の中心がある。 先週ある天文学者チームが、地球からわずか1600光年にある休眠状態のブラックホールを見つけたことを発表した。これまでの観測されてきた距離の3分の1の近さだ。 ブラックホールのあらゆる物体を飲み込むパワーを論じる場合、その近さは当然ながら重要な特性となる。幸いなことに、ケースでは休眠中であることも同じくらい重要となる。なぜなら、そのブラックホールは飽和状態にあるため脅威をもたらさないことを意味しているからだ。少なくともそう願いた

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  • 宇宙でドライブされる最初の車、テスラ ロードスター打上げの裏話 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    デヴィッド・ボウイの名曲、「Life on Mars?」が流れる中、イーロン・マスクの所有車である真っ赤なテスラ「ロードスター」が、宇宙服を着たマネキンドライバーを乗せて宇宙をたゆとう。そんな冗談とも、気ともつかない映像が2月5日、Youtubeを通して世界中にライブ配信された。 その日(日時間2月7日未明、現地時間6日午後)は、テスラ・モーターズのCEOイーロン・マスクの宇宙企業、スペースX社が「ファルコン・ヘビー」の発射に成功しただけでも注目を集めたのだが、その機内にテスラが最初に世に送り出したEVスポーツカー「ロードスター」が積み込まれ、太陽を巡る軌道に載るという粋な演出も、大きな話題を呼んだのだ。 ファルコン・ヘビーの打ち上げ後、両サイドのブースターが地上に戻り着陸する様子 その詳細はといえば、ファルコン・ヘビーは「3の矢」から成る構造で、打ち上げたあとに、まずは左右のブー

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  • 30億光年の彼方から届く「宇宙人の信号」 科学者らが研究中 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    地球から30億光年離れた謎に満ちた矮小銀河から、「高速電波バースト(Fast Radio Burst)と呼ばれる高エネルギーの電波が繰り返し放射されていることが明らかになった。 宇宙の知的生命体を探査する「ブレークスルー・リッスン(Breakthrough Listen)」プロジェクトに参加している科学者らは最近、15回に渡って短時間ながら強力な電波を観測した。 高速電波バーストは宇宙の様々な箇所で観測されているが、繰り返し放射しているのは「FRB 121102」という名称の高速電波バーストだけだ。これまでに、同じ銀河から150回以上の高速電波バーストが観測されている。 高速電波バーストの原因として考えられるのは、強力な磁場を持って回転する中性子星だが、エイリアンの宇宙船が発している可能性も否定できない。FRB 121102を観測中の天文学者らによると、これほど活動が活発化するのは初めてだ

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