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ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (8)

  • 400年前の予言が成就した! 六つ子の惑星が奏でるケプラーのハーモニー 共鳴し合う6個の惑星、その公転周期の奇妙な関係 | JBpress (ジェイビープレス)

    (小谷太郎:大学教員・サイエンスライター) 2023年11月29日、米国シカゴ大、東京大学などの研究者からなる国際チームが、共鳴し合う六つ子の惑星を発見したと『ネイチャー』誌に発表しました(※1)。 なんだかすごい成果のようですが、これはどこに一番驚けばいいのでしょうか。惑星とはどうやって見つけるものなのでしょうか。それが六つ子とはどういうことでしょうか。惑星が共鳴し合うとは何が起きているのでしょうか。 驚きのポイントを解説するとともに、ついでに400年前の天文学者ケプラーについて紹介しましょう。ついにケプラーの夢が成就したのです。 見つけたり、惑星5500個! 前世紀に学校教育を受けた方なら、「太陽系に惑星は9個あるが、他の恒星に惑星があるかどうかは誰も知らない」と習ったことでしょう。数百年にわたって、人類の知る惑星はこの太陽系に属する数個のみで、遠方の恒星に惑星があるかどうか、知るすべ

    400年前の予言が成就した! 六つ子の惑星が奏でるケプラーのハーモニー 共鳴し合う6個の惑星、その公転周期の奇妙な関係 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 地球を近々襲う可能性大、最大規模の太陽フレアによる甚大な被害 ライフライン寸断、衛星が破壊され携帯・PCの使用も不可能に | JBpress (ジェイビープレス)

    そのうち40基が、打ち上げ時に太陽の表面で起きる大爆発、すなわち「太陽フレア」が地球上に引き起こした「磁気嵐」の影響を受けて大気圏に再突入・損失する事態が発生した。 地球は大きな磁石のような性質がある。 宇宙空間で地球の磁場が及ぶ範囲のことを地球磁気圏といい、太陽や宇宙空間からやって来るプラズマを防ぐバリアの役割をしている。 しかし、強い磁気を帯びた「太陽風」に地球の磁気バリアが何時間もさらされると「磁気嵐」が発生する。 太陽風や磁気嵐は、人工衛星のコンピューターに影響を与え、通信障害などの原因になる。また、地上でも送電施設に影響を与える。 過去には大停電を起こすなど、太陽フレアが地球に様々な影響を及ぼしている。 2012年5月17日、京都大学の研究グループは、人工衛星を使って銀河系の中にある太陽と温度や大きさがほぼ同じ8万個の星について、光の強さを3か月観測した。 その結果、太陽フレアと

    地球を近々襲う可能性大、最大規模の太陽フレアによる甚大な被害 ライフライン寸断、衛星が破壊され携帯・PCの使用も不可能に | JBpress (ジェイビープレス)
    Ditty
    Ditty 2022/08/23
  • ハッブル“定数”なのに、近くと遠くで食い違うのはなぜ? 精密観測で深まる宇宙の謎、ますます高まるハッブルテンション | JBpress (ジェイビープレス)

    (小谷太郎:大学教員・サイエンスライター) 2021年12月8日、アメリカ宇宙望遠鏡科学研究所のアダム・リース博士をはじめとする研究グループが、「近傍空間のハッブル定数を精密に測定」したと発表しました*1。 リース博士は、宇宙膨張が加速していることを発見した功績で、2011年にノーベル物理学賞を受賞した一人です。おかげで宇宙空間は暗黒エネルギーという正体不明のものでいっぱいになってしまいました。リース博士のグループが今度は何を発見したのでしょうか。 ハッブル定数はこの宇宙の膨張する速さを表します。この発表は、ハッブル宇宙望遠鏡などを使いまくって近傍の天体を観測し、近傍空間の膨張する速さを精密に測定したというものです。「近傍」といっても、私たちのいる天の川銀河から20億光年というとてつもなく広い範囲です。(これだから天文学者の言葉をそのまま受け取るのは危険です。) ハッブル定数は現在の天文学

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  • 月面ディナーのテクノロジーが地上の食問題も解決 日本の食文化を宇宙へ、「Space Food X」始動 | JBpress (ジェイビープレス)

    有人月探査が加速している。2019年3月末、米トランプ政権は5年以内にアメリカ人飛行士を月面着陸させると発表した。三菱総合研究所によれば、2045年ごろに月面ホテルなど基地以外の建造物が増え、月面経済活動がスタートして民間宇宙旅行が一般化すれば、月面に1000人が滞在する「月経済圏」ができるという。その時代、月への訪問者は1万人になるという試算もある。 人が暮らすときに欠かせないのは? 「」だ。その市場規模は、原料や調理器具などのサプライチェーンを含めると、2045年までに最大5600億円、関連技術の波及も含めると最大2兆3000億円にもなるという(三菱総研試算)。 想像してほしい。憧れの月に大枚をはたいて旅行で訪れる未来を。旅の楽しみのひとつは事だ。フリーズドライやレトルト品で簡単に済ませるのは寂しい。月の地平線から上る「地球の出」を眺めつつ、月面産の材で作ったディナーを堪能した

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  • 火星の土壌「レゴリス」でも作物は育てられるか? イーロン・マスク構想で現実味を帯びる宇宙農業研究 | JBpress (ジェイビープレス)

    実業家のイーロン・マスク氏が人類の火星移住の必要性を主張し、この10年で火星への飛行が実現する可能性もあると述べている。火星移住計画が現実味を帯びてくれば、「宇宙における農業の確立」が、より現実的な課題となるだろう。 人類は「複数の惑星の種」に 民間宇宙開発企業「スペースX」の最高経営責任者でもあるマスク氏は、雑誌『New Space』2017年6月号に「Making Humans a Multi-Planetary Species」(人類を複数の惑星の種にする)という記事を発表した。2016年9月にメキシコで演説した同社の火星移住計画の内容を論文にしたものだ。 「この世の終わりとなる出来事が起きることを歴史は暗示している。そうならぬための方法は、宇宙におよぶ文明と、複数の惑星の種の実現だ」と述べ、移住にふさわしい天体として、超高圧大気の金星でも、太陽に近すぎる水星でも、小さすぎる月でもな

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  • 数の世界の大冒険 | JBpress (ジェイビープレス)

    【南海トラフ地震は起きるのか③】発生確率「30年以内に70〜80%」は怪しい、巨額対策予算はもはや利権化

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    Ditty
    Ditty 2016/04/07
  • 米国の知られざる一面: 科学としての農業、 ロケット

    (英エコノミスト誌 2013年9月7日号) 米国の農業が欧州のそれと違う理由 米国の農業は昔から欧州と異なる(写真はアイオワ州の農場の種まきの様子)〔AFPBB News〕 米国の農村地域では、大人になって農家経営に携わるようになる前に、驚くほど多くの子供たちがロケットの作り方を教わる。 農村の空は毎年、子供たちが作った小型ミサイルでいっぱいになる。最も大きなロケットは、高度計やパラシュート、それに何個もの卵を積んで数百フィート飛ぶ。 野球場はアルファルファ畑と並んで人気の発射場だ。後者の畑は大抵大きく、アルファルファは他の農作物と比べると、かなり踏みつけても平気だ。こうしたロケットの手作りや発射は米国の農業について多くを説明してくれる。 農村地域に浸透する「4-H」クラブ 何千発に上る農村のロケット打ち上げの背後には、ある青少年機関の存在がある。「4-H」クラブがそれだ(4-Hは頭文字で

  • 福島第一原発事故を予見していた電力会社技術者 無視され、死蔵された「原子力防災」の知見 | JBpress (ジェイビープレス)

    それは私が『原子力防災─原子力リスクすべてと正しく向き合うために』というに出合ったからだ。3.11後、原子力発電所事故に関する文献をあさっていて、このを見つけて読んだとき、椅子から転げ落ちそうになるほど驚いた。 福島第一原発事故、そのあとの住民の大量被曝など、原発災害すべてについて「そうならないためにはどうすればよいのか」という方法が細部に至るまで具体的に書かれていたからだ。逆に言えば「これだけの災害が予想できていたなら、なぜ住民を被曝から救えなかったのか」という疑問が心に焼き付いた。 私がずっとフクシマ取材で「答えが見つからない」「答えを見つけたい」と思っている疑問は「なぜ、何万人もの住民が被曝するような深刻な事態になってしまったのか」「どうして彼らを避難させることができなかったのか」だ。だから「どんな避難計画があったのか」「どんな訓練をしてきたのか」を福島県や現地の市町村に聞いてま

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