中国が、個人携行火器レベルに小型化しながらも、1キロメートル近く離れた敵をも無力化する強力な「レーザー・ウェポン」の量産化を目前に控えていることが分かった。 陝西省(せんせいしょう)・西安の技術企業「ZKZM Laser社」が先月、中央政府主催による「民間軍事統合のための公共サービスプラットフォーム」において、『ZKZM-500』レーザーウェポンの基礎情報が記載された技術仕様書を提出している。 関連記事: ・「中国の兵士は目潰し用のレーザー銃を持っている」米保守系ニュースが「条約違反」を提起 ZKZM-500は、重量6.6ポンド(=約3キログラム)、射程800メートルを持つ「非致死性武器」に分類されるレーザーウェポン。陸海空に展開する各種ヴィークルへの取り付けも可能としている。スマートフォンに搭載されているものと同様に、充電式のリチウムバッテリーパックを搭載し、1発当たりに要する時間は2秒