社会GoogleであれSkypeであれネットインフラにただ乗りしながら無料ツールをバラ撒きながら収益の元となるGoogleは広告を、Skypeは有料ツールというビジネスモデルで成功したのであり、それらが私たちの目からすればごく僅か-一人あたり一円以下-であったとしても完全に無料ではない以上、俄にはごく僅かな生産性の高い労働者が大多数の仕事をする事の出来ない人たちを支えていく社会など存在しない、と思うのですけれど、仮に存在する、と仮定した場合にどのような問題が起きるかを考えてみます。 蟻とケーキ-空腹が満たされて尚、食事が出来るかそして、まずは直径30cmのケーキを差し出す。つまり、自分たちの高い生産性の成果を、惜しげもなく社会に還元する。だから、「アリさん」企業の生産物は、ほとんどがタダになる。電話や検索やメールやワープロがタダになっているのは、全然序の口で、もっといろいろな凄いものがタダ