ヘリコプターというのは、それほどスピードが出る乗り物ではありません。 その点を解消しようとしているようです。 Sikorsky Aircraft社が、メインのプロペラが2枚ついたヘリコプターの試作に取り組んでいるようです。 通常のヘリコプターは、メインのプロペラを回せばまわすほど左右どちらかへの偏りが生じ、揚力のロスが発生します。新しいヘリコプターはプロペラはそれぞれ逆方向に回転させて左右の揚力のバランスをとり、なんどて537km/時もの速度を実現しようとしているそうです。 現在はテスト機を準備して、データを集めようとしているとのこと。結果がどうだったとしても、製品化の際には、もう少しデザインをなんとかしたほうがいいと思います。 High-speed Helicopter Revolution [Popular Mechanics] 【関連記事】 気が狂ったように変形しまくるヘリコプター